民主共和両党を支配する計画

  • 2008/03/17(月) 13:37:49

私は、さらにもう一つ、非常に重要な点を強調したい。
ウィルソンの「国際連盟」の失敗から、
シフとその走狗たちは、共和党を支配するだけでは
不十分だということに気づいた。

たしかに、彼らは、連邦準備制度を通じて
破産と恐慌を引き起こした1929年の時のように、
共和党政権においても危機を作り出すことができただろう。・・・

しかし、4年の間、外交政策をコントロールできない状態が続くことは、
その陰謀計画を台無しにする恐れがあり、
それによって戦略全体すらも破壊してしまう恐れがあるということに気づいた。
ルーズベルトがスターリンの体制を認めるまで、
計画のほとんどがそのような挫折を体験していた。

そのため、彼らは、ウィルソンの失敗後、
アメリカの民主共和両党を支配する計画を練り始めた。

しかし、その時、ある問題が生じた。
彼らは、民主党を掌握するためにマンパワーを投入するだけではなく、
共和党の傀儡にもマンパワーを提供する必要も生じたということだ。
なぜならば、ホワイトハウスのトップを
コントロールするだけでは不十分だったからだ。

大統領をバックアップするために、よく訓練された傀儡ども
―つまり、国務長官、財務長官、国防長官、CFR総裁、USIA総裁など―
を政権内部に送り込む必要があった。

つまり、副長官や長官補佐官だけではなく、
内閣全体がラスクやマクナマラのようなCFRが選んだ
人々によって占められねばならなかった。

そうすれば、陰謀家たちは、米国の国内政策、
そして最も重要な外交政策においても、完全な支配権を獲得できることになる。

そのためには、よく訓練された予備兵が必要だった。
政権交代や、どのような緊急の事態が発生しても、
すぐさま自らの傀儡を送りこむ体制を整えておかねばならなかった。

これらの傀儡どもは、全国的に評判のよい人間でなければならない。
しかし、だからといって、
名誉や罪悪感や良心によってちぢこまったり、
ひるんだりするような人間ではだめだ。
恐喝やゆすりに屈しやすい者がよい。

この点でCFRがいかに大きな成功を収めてきたかを強調する必要はないだろう。
不死身のジョー・マッカーシーは、どのような連邦機関においても、
そのような恫喝が頻繁に発生することを徹底的に明らかにした。

スコット・マクレオドは、さらに多くのリスクを示した。
上院委員会において、国務省の裏切り者の名前を明らかにしたために、
オエテガ(Oetega)がどのような扱いを受けたか読者はご存知だろう。

また、キューバをカストロに明け渡した
国務省の人間が組織に匿われただけではなく、
昇進すらしたということも周知の事実だ。

さて、新しい「国際連盟」を創設し、
そのような政府に居場所を与えるのに必要な、
世界統一政府実現の全計画と計略に話を戻そう。

すでに述べたように、陰謀家たちは、
自分たちの計画の成否が新しい世界大戦に
大きく依存しているということを知っていた。
世界の諸国民が永遠の平和を保障する
世界政府の樹立を求めるようになるには、
恐ろしい世界戦争をひき起こす必要があった。

しかし、どうやって?
ヨーロッパのどの国においても平和が続いていた。
近隣諸国と争っている国はなく、
モスクワにいる彼らの傀儡どもも戦争を始めるつもりはなかった。

スターリンですら、いわゆる「愛国主義」によって
ロシア人を団結させない限り、
新しい戦争は体制の転覆を意味することを理解していた。

しかし、それでも陰謀家たちは戦争を作り出さねばならなかった。

戦争を開始するためになんらかの事件を見つけるか、
作り出す必要があった。
そのような時に、彼らは一人の小柄な、目立たない、冷淡な男を見出した。
その名はアドルフ・ヒトラー。

この記事に対するトラックバック

この記事のトラックバックURL

この記事にトラックバックする(FC2ブログユーザー)

この記事に対するコメント

この記事にコメントする

管理者にだけ表示を許可する