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尿素の海洋投入テストでフライング?
- 2008/03/14(金) 11:25:55
WIRED NEWS より転載
尿素の海洋投入テストでフライング?
フィリピン政府が豪企業を調査 2007年11月15日
オーストラリアのOcean Nourishment(ONC)社が、
許可なく環境を汚染したとしてフィリピン政府の調査を受けており、
プランクトンを養うための尿素を海に投入して
二酸化炭素を吸収させる処理をテストする計画が危うくなっている。
同社は、この処理によって温暖化を
食い止められる可能性があるとしているが、
危険だと非難する声も上がっている。
ONC社はテスト実施の許可を申請中だが、
すでに小規模の実験を行なっており、
これについて政府の承認は得ていなかった。
商業化を急ぐあまり同社が法律に違反した疑いがある、
と環境保護団体は述べている。
環境保護団体が発表したプレスリリースには、
ONC社がマレーシアとフィリピンに挟まれたスールー海に、
500トンの尿素を投入する準備を進めているとあった。
尿素には窒素が含まれており、肥料や動物の排泄物の場合と同様に、
大量に海に流出すると毒性をもつプランクトンが大量に発生。
やがては生物が海に棲めなくなり、
海水から酸素が奪われる可能性が指摘されている。
500トンは大量のように思えるが、この数字は実際と異なることがわかった。
ONC社の取締役を務めるJim Ridley氏によると、
スールー海で最近1トンを投入するテストを行なったが、
数カ月以内に、さらに約1トンを投入するテストを行なうということだった。
1トンとは、数百平方メートルの海面を覆う
プランクトンを発生させる程度の量だ。
500トンでのテストは、1トンのテストの結果しだいだが、
当分の間、実施しない予定ということだった。
先に行なわれたテストに関しては申請はしていなかった。
申請の審査を担当するフィリピンの2つの政府機関は、
ONC社に許可を与えたことはないとしている。
漁業水産資源局がONC社を調査する予定だという。
同社が尿素を実際に海に投入したのであれば法律違反になる。
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