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原油価格高騰の最大の受益者はブッシュ当局
- 2008/03/13(木) 13:07:22
http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/204.htmlより転載
放置すれば今冬には70ドル/バレルにも達する
とする予測まである原油価格の急騰ぶりだが、
その最大の受益者はブッシュ当局だとする
国際石油アナリストの見解を、23日付のエジプト最大野党、
新ワフド党の機関紙、アル・ワフドが掲載した。
複数のアナリストは、一部の者が考えるように、
石油危機によって産油国だけが利益を得たわけではないと強調する。
他の通貨に対して年頭から米ドルのレートが
20%減少したことを考慮すれば、
現在の実質的な原油価格は33ドル/バレルになるのだ。
また別のアナリストたちは、石油高騰の最大の受益者は、
以下の理由でブッシュ政権だと主張する。
1)ブッシュ当局は、
「選挙民に直接の経済的影響(石油高騰)の原因は
いわゆるテロである」と説得する。
2)ブッシュ当局は、
原油価格の狂乱的高騰で莫大な利益を上げる
米国石油大企業と深い関係がある。
3)これらの大企業は、カスピ海地域など
石油掘削費が10ドル/バレルに上昇したために
掘削していない新しい地域にも活動を広げられるようになる。
4)それにより、特にアラブやイラン等の産油国の
優越的な地位と重要性が低下、大企業の利益増加につながる。
5)その結果、税収が増える。
6)更に原油価格の高騰は、中国やアジアに経済的打撃を与え、
アメリカの覇権を強化し、
国際パワーバランスを変えようとする意思を挫折させられる。
ブッシュ当局は危機解決のために
石油輸出国機構(OPEC)に真剣に圧力を加えなかったことに、
アナリストたちは注目している。
それを反映して、OPEC議長でベネズエラのエネルギー相は、
現在の急騰にも拘らず、OPEC総会開催を
早める意志が無いことを表明している。
キルクーク−ハイファ、パイプライン再建が再浮上
米国の大統領選が近づき、イスラエルの報道メディアが再び
イラクのキルクークとイスラエルの南部港湾都市ハイファを
結ぶパイプライン建設の話を取り上げている。
8月28日付のイラクの著名サイト、バスラ・ネットが報じた。
イスラエルのメディアによると、
米国防総省(ペンタゴン)とイスラエルの首相府とは、
キルクークとハイファを結ぶ口径42インチの
パイプラインの再建を真剣に検討している。
42インチということは、1948年以前にイラクから
パレスチナに伸びていた旧パイプラインの5倍(輸送力)である。
イスラエルのインフラ相ヨセフ・バリツキーは、
「来週の訪米時に米エネルギー相とこの件で話し合う」
と語っている。
アナリストやウォッチャーたちは、この問題を蒸し返す動きの裏には、
自国の港湾都市に大量のイラク原油を運んでいるトルコに圧力を掛け、
イラク原油の輸出ルートに
シリアやレバノン通過の可能性を妨害する
アメリカの狙いがあることを隠そうともしない。
米英軍のイラク侵攻開始前から現在に至るまで、
イスラエルが様々な形でイラクに関与しているが、
その大きな狙いの一つにイラクの原油確保がある。
大統領選が近づいた現在は、アメリカにパイプライン建設を認めさせる
圧力を掛けるのに最も適当な時期であろうが、
アラブ・イスラム世界からの猛烈な反対を押し切れるのであろうか。
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