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イラク・パイプライン爆破事件の黒幕

  • 2008/03/13(木) 13:02:22

http://www.asyura2.com/0406/war59/msg/204.html
より転載

イラクの石油施設破壊は抵抗勢力の戦略か、占領軍の方針か

イラク人へのいわゆる主権移譲が実施されて10日経過したが、
石油関連施設への襲撃事件は後を絶たない。

通常の報道では十把一絡でテロリストによる行為としか報道されないが、
一体誰が背後にいるのか? 

7月6日付のロンドンに本拠を置くクドゥス・プレス通信は興味深い報告を掲載した。
 
イラクの騒擾事件は、爆発物を積んだ車両や道路上に仕掛ける爆発物などにより、
米占領軍を直接狙うものから、イラク警察を的とするもの、
また、イラク政府高官を標的とするもの、
民間人だけが犠牲になる公共の場所での爆発など
様々な様相を帯びている。

学者や大学教授を襲撃の対象とすることもあり、
原油パイプラインなど石油関連施設への襲撃もある。
 
武装襲撃事件はそれぞれが連携を取って実施されているのではないようだ。

米軍を狙ったものであれば、イラクの完全主権回復のために
占領軍を攻撃したとの理由付けが出来るが、
他の多くの事件は理由を説明するのが困難なことが増えている。

イラク人の間では、一体誰が原油パイプラインの襲撃の黒幕で、
誰が実行しているのか論議を呼んでいる。

厳重な治安対策が採られているのに、
何故、事件の実行者が滅多に逮捕されないのか?
 
これに関してイラク石油省のある情報筋は身元を明かさない条件で、
本通信の記者に語った。

「驚くべきことには、これらの事件は高度なプロの手口によるものである。
更に驚くべきことはこれらの事件は
イラクの特定の場所に限定、或いは集中しているのではなく、
南はバスラから、北はクルクークで、また首都バグダードでも起きているし、
サマラや、ビージーなど諸都市でも発生していることだ」
 
「誰もイラク経済に数百万ドルにも及ぶ甚大な被害をもたらす
このような襲撃事件の目的を特定できない。

イラクの経済は基本的に石油に依存しており、
今日、破綻している経済を建て直すために一滴の石油をも無駄に出来ない。
このような破壊行為はもともと空っぽの国家予算を
ますますやせ細らせるだけだ」
 
バグダード南部の町、ムサイブのパイプラインが5日夜、
鋼管の下に取り付けられた爆薬により爆破された。

このパイプラインは、イラクで「戦略ライン」と呼ばれる最重要かつ最大のものである。
石油専門家たちによると、
「この破壊はイラク経済に甚大な損失をもたらす。
しかし逆に、イラク原油の生産量が減るので、国際市場での原油価格は上昇する。
つまり、原油輸出国の懐が潤うことになる」
 
多くのウォッチャーは、
イラクの抵抗勢力による石油施設襲撃があり得ないことではないと見ている。

抵抗勢力は何処を襲撃すべきか熟知しており、
占領軍とそれを支援する政府に圧力を加え、
人的及び戦備の損失の点で占領は金を食うことを
知らしめる確かな戦略を持っている。
 
しかし別な見方をするアナリストグループもいる。

彼らは、抵抗勢力が原油パイプラインを標的とする可能性は認めるが、
多くの場合は、抵抗勢力以外の手で実行されていると見る。
 
一部のウォッチャーは、
イラクのパイプライン襲撃の主要な理由に、
イラク原油の輸出量と国際原油市場での価格の上昇が
反比例していることを挙げ、
特別の利害を有すこの地域の諸国との見えない糸を指摘する。

【湾岸産油国の関与を示唆している】

このようなパイプライン破壊事件は、多くの場合イラク原油に対する
世界の需要が増大した時期と一致している。
 
しかし本通信の記者がイラク内務省のある情報筋から入手した情報が、
前記の諸分析を引っ繰り返してしまった。

爆破事件の黒幕は全く別の機関であるというのだ。
 
 同筋は驚くべき証言をした。

「イラクの石油施設やパイプラインの警備要員が、
イラク西部のサルサール地域近くのパイプラインの下に
爆薬を仕掛けようとしていたイラク人二人を捕らえた。

管轄の機関に引き渡す前に、警備要員たちは、
誰が黒幕であるかを白状させるために二人を殴打した。

その結果得られた供述によると、
米軍はパイプラインの下に1個爆薬を仕掛けるごとに
二千ドル呉れるというのだ。

同筋によると二人は、同じ供述を取り調べの治安判事の前でも繰り返した。
 
この話が真実であれば、
今日のイラクは魑魅魍魎が跋扈する謎に包まれた世界で、
誰もこのパズルを読み解ける者はいない。

一体誰がイラク人の敵で、誰が見方なのか? 
このような複雑な方程式を前にして、
どんな可能性も排除できず、どんな仮説も成り立ち得る。

【イスラエルのモサドが、
ハイファへのパイプラインを復活させるために、
キルクーク-ジーハーン(トルコ)間の
パイプラインの破壊工作をしていることはしばしば報じられている】

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