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マリー・アントワネットの悲劇
- 2008/03/10(月) 13:44:38
http://www.geocities.co.jp/Outdoors-River/7540/b71.html より転載
急使が携えていた秘密文書は警察に精査されたあと、
バヴアリア政府に提出された。
同政府はただちにイルミナティ本部の強制捜査を命じた。
世界革命運動の拡大化を示す証拠がさらに押収され、
フランス、英国、ポーランド、ドイツ、オーストリア
およぴロシアの諸政府は革命の企ての国際性について知らされた。
それでも、以来繰り返されてきたように、
諸政府は厳重な措置をとってこの邪悪な企てを阻止しようとはしなかった。
なぜか?
唯一の回答はいかなる政府の権限より、
世界革命運動を背後で操る人々の権力のほうが大きい、
ということであり、この事実は一連のことがらが
明かされるにつれ、何度となく示される。
世界革命運動を目論み、計画した悪意ある人々には
普通の人々にはない強みがある。
というのも、神の存在を信じ、神から賜った美しいものを愛で、
享受する普通の人々には、同じ人間が憎しみと復讐心に満ちた
邪悪な計画を考えだすとは到底信じられないからである。
キリスト教徒はすべて、神の恩寵は自分たちが宗教儀式に参加し、
聖餐を受け、祈りを捧げた結果として魂に届けられると
心から信じているにもかかわらず、
ユダヤ系カバラ思想であれ、大東社のアーリア人系無宗教思想であれ、
イルミナティの儀式によってサタンもまた、
宗教としてサタン主義、無神論を受け入れ、
その宗教の高僧の理論を実践する人々の心に邪悪な影響と力を及ぼす
ということが彼らには信じられないのである。
世界革命運動の真の指導者の邪悪な仕かけに関して与えられる警告に、
個人がそして政府がいかに無対策で無防備で
ありつづけているかという証拠を示したい。
1785年にバヴアリア警察から知らされても、
諸政府が情報に基づく対策を講じずにいると、
マリー・アントワネットの姉は、
革命の企て、国際金融家の関与、フリーソンに任じられた役割、
マリ−・アントワネット自身に迫っている危険について、
警告を与える私信を殊に宛てた。
彼女は姉から伝えられたような恐ろしいことが
イルミナティによって企てられているとはまったく信じられず、
繰り返し送られてくる警告の手紙にも、
その旨を書き連ねて返事としていた。
博愛主義的フリーメーソンをよそおって活動している
イルミナティがフランスの教会と国家両方を破壊しようと
計画していることを裏付ける証拠が得られたとする
姉の主張に対してさえ、マリー・アントワネットは以下のように応じた。
「フランスに関するかぎり、姉上はフリーメーソンを心配しすぎて
いらっしやると思います。
当地では他の∃ーロツパ諸国においてとは異なり、
フリーメーソンはまったく重要性を持っていません」。
彼女がまちがっていたことは歴史が示すとおりである。
姉から繰り返された警告に注意をはらうことを拒みつづけていたために、
マリー・アントワネットもその夫も断頭台の露と消えることになった。
1917年から1919年にかけて、英国政府は当時、
世界革命運動を陰で操っていた「秘密権力」を構成していた
国際銀行家についての詳細情報を山のように与えられた。
情報は英国諜報部将校、アメリカの諜報部将校に提出され、
アウデンダイク氏、M・フインリー卿によって確認された。
歴史を学ぶ学生の大部分は、
マリー・アントワネットはフランス宮廷の快活さ、華やかさに
見事にとけ込んだ女性だったと思っている。
夫の親友との情事にふけったり、贅沢きわまりない生活を
おくったことが史実として一般に受け入れられているが、
これはバルサモおよびその手下の宣伝者がつくりあげた
マリー・アントワネット像である。
彼らの「ランファミー」は現実に有効にはたらいて、
暴徒は彼女の命を狙うようになった。
それでも、彼らがつくりあげたマリー・アントワネットの行状は、
歴史家が実証するように、嘘のかたまりである。
敵によってもたらされた苦しみに耐え抜いたその不屈の精神、
運命に立ち向かう気位、断頭台上に生命を捧げ出した潔さと勇気は
断じてふしだらな女性の特質ではない。
マリ−・アントワネットの評判を落とすために、
ヴアイスハウプトおよびメンデルスゾーンが考えついたのが
「ダイアモンドの首飾り事件」だった。
当時、フランスの財政は最低の状態にあり、
フランス政府は国際金融男爵にさらなる借金を求めていた。
大陰謀者の秘密代理人は25万ルーブルの価値はあると思われる
豪華なダイアモンドの首飾りをつくるよう、
王妃の名を騙って宮廷宝石商に命じた。
宮廷宝石商が注文どおりの首飾りを納めに現われたとき、
王妃は関与を否定し、まったく身に覚えのないことだと言い張った。
しかし豪勢なネックレスの話は、陰謀者が目論んだとおり、外部に漏れ広まった。
バルサモはプロパガンダ機関に活動を開始させた。
名誉毀損を目論む中傷戦術のせいで
マリ−・アントワネットには非難が殺到し、
その名声は汚され 評判は踏みにじられた。
そして毎度ながら、偽りの情報を流した人物あるいは
集団を告発する者など一人も現われなかった。
ことが大騒動となっ時点でバルサモは今度は最大傑作の嘘を流した。
問題の首飾りは王妃の愛人が彼女の恩寵に対する感謝のしるしと
して贈ったものだったとする印刷物を、何千部、何万部とばらまいたのだった。
それでも、ランファミ−を実行する人々は王妃に関して
さらに悪質な偽りの情報をでっちあげた。
深夜にバレロワイヤルで会ってダイアモンドの首飾りのことを相談したい
といった趣旨の手紙を、王妃の偽の署名まで添えて、
枢機卿プリンス・ド・ロアンに宛て、
雇ったパレ・ロワイヤルの売春婦の一人を
マリー・アントワネットに仕立てあげて枢機卿と関係をもたせたのだった。
この出来事は新聞や印刷物に大々的に取りあげられ、
教会と国家の最高位にある人物二人に関して、
この上もなく汚らわしい非難、中傷が並べたてられた。
歴史記録によれば、この首飾りは邪悪な目的のために利用されたあと、
英国に持ち込まれて解体され、高価なダイアモンドの粒のほとんどは
イライアソンなるユダヤ人の手元に置かれつづけたとされている。
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