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イングランド銀行の設立

  • 2008/03/10(月) 13:06:27


http://plaza.rakuten.co.jp/HEAT666/diary/200508200000/  より転載

1541年11月、カルヴィンは「教会条例」を定めた。

すべての人々に絶対規律を課すものだった。
この条例は、あらゆる敵対者に死の罰則を課すもので、
カルヴィンの反対派の中心人物ジャーク・グルエなど涜神の罪で斬首され、
宗教的に対立していたミハエル・セルヴェトスは焚殺された。
他にも反対派勢力は拷問を受けたり、斬首されたりした。
また、カルヴィンは魔女の焚殺を推奨し、非情なまでに条例を執行した。

カルヴィニズムの英国への流入は、教会と国家のあいだに分裂を
生じさせようという計算に基づくものだった。

伝統的な英国国教会は名目上、国王を長としていた。
カルヴィニズムが分裂を引き起こそうと活動したことで、
クロムウェルが勝利し、スチュアート王朝の国王に代わって
オラニエ=ナッソウ家が王位を継承することになった。

この粛清の最初の犠牲者はチャールズ1世で、
彼は謀反人によって斬首された。

1657年1月30日、チャールズはホワイトホールで斬首された。
クロムウェルも勝利を堪能できるほど長生きはできず、1661年に死亡した。
結果としてチャールズ二世が王位に復活した。

チャールズ二世が英国国王の座に就いたことで、
アムステルダムの銀行家は1674年、英国に大きな経済危機をひき起こした。
この混乱は、ナッソウ家が王位を奪取しようとしたために生じたものだった。

1677年、英国は敵対していたオランダと和解した。

和解条件の一つとして、オラニエ家のウィリアムは
ヨーク公爵(1685年にチャールズ二世が没すると、
ジェームズ二世となって王位に就いた)の娘メアリーと結婚した。

こうなると、ウィリアムが英国王位を継承するには、
ただ1人ジェームズ二世だけが邪魔だった。

アムステルダムの銀行家はジェームズ二世派の貴族層に
せっせと賄賂を贈り始めた。
この攻勢に最初に負けたのがマールバラ公爵ジョン・チャーチル
(ウィンストン・チャーチルの先祖)だった。

彼は、軍隊の指揮官であり、
同公爵の指示を取りつけることは是非とも必要だった。
マールバラは35万ポンドの賄賂を
メディナ家およびマシャド家から受け取った。

次に陥落したのはシュールズベリー卿で、
チャールズ二世およびジェームズ二世の治世に
高位の役職に就いていた人物だった。

こうした時流の変化を見てとり、
シドニー・ゴドルフィン、サンダーランド公爵、ポーツマス公女
といった名士も密かにオラニエ家のウィリアムの
王位継承を支持する側にまわった。

それでもジェームズ二世は
周囲にはびこる背信計画に気づかなかった。

マールバラ公爵など、1688年11月10日には、
ジェームズ二世に対する忠誠の新たな誓いに著名しながらも、
11月24日には、オラニエ公ウィリアムの勢力に
加わるというありさまだった。

ウィリアムの侵略に手を貸した人々は十分に報われた。
彼らは以来、英国において富豪一族となっている。

ともあれ、第一の課題は1694年の
イングランド銀行の設立に勅許状を与えることだった。

このために、アムステルダムの銀行家たちは
ウィリアムを支援してきたのである。

これによって、カナン人の一大運動は真の世界権力となった。

ウィリアムが王位に就いたことで、
英国の王座は黒い貴族の系譜にしっかりと組み込まれ、
そのまま今日に至っている。

イングランド銀行の最初の株主となり、
1万ポンドを投資したシュールズベリー卿は、
イングランド銀行は交易のために融資するだけでなく、
内戦という重荷を肩代わりすることになると熱を込めて予言したが、
この予言は嘘ではなかった。

イングランド銀行が英国の金を支配するようになってから、
どの革命分子も融資を受けられなくなったために、
英国では2度と内戦も革命も起きなくなった。

スコットランドの領主は1人残らず
ジェームズ二世に忠誠を誓っていたが、
パトリック・ライアンがまずウィリアム支持にまわった。

彼はストラスモア伯となった。
14代目の伯爵の娘、エリザベス・ボウズ─ライアンが
現在の(故)英国皇太后である。

イングランド銀行は、英国の王位の奪取を成功させた
国王殺害と世界的陰謀の結果として勅許された。

それでもジョン・バカンは自伝の中に以下のように記している。
「私もローズベリー卿同様、長いあいだ、
彼(オリヴァー・クロムウェル)をもっとも偉大な英国人と見なしていた」。

ローズベリー卿は英国貴族として初めて
ロスチャイルド家と姻戚関係を結んだ人物である。

彼が、英国でただ1度だけ生じた国王殺害の記憶を美化したとしても、
当然と言えば当然だ。

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