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増加の一途をたどった国家負債
- 2008/03/10(月) 12:58:55
1640年から1689年にかけて戦われた戦争、反乱のすべてが、
英国の政策および経済を支配できる地位に就こうとした
国際金貸し業者によって誘発されたものだったとは
一人も知らないのではないかと思われる。
そうした金貸し業者は、英国銀行の設立許可を受けること、
そして彼らによって誘発された戦争の費用として
英国に貸し付けた金の返済を確保することを何よりの目的としていた。
この目的を彼らがどのように果たしたかについては
歴史が示すとおりである。
分析をつきつめると、戦争、革命に関わったどの国家もどの良民も、
恒久的利益を得ていないことが明白となる。
政治的、経済的、宗教的問題に関するかぎり、
恒久的あるいは満足のゆく解決が実現されたためしはない。
利益を得るのは、戦争、革命に資金を融資した金貸し業者と、
軍隊、船舶、軍需品を提供した
その友人、代理者といった小集団に限られている。
英国の王位についたオランダ将軍は、
英国大蔵省を説得して125万ポンドの金を、
自らを英国に送り込んだユダヤ人銀行家から借金させた。
歴史の教科書が伝えるところによれば、
この話し合いは英国政府を代表するジョン・ハブロン卿
およぴウィリアムーバタリン氏と、
正体を秘密に保たれたままの金貸し業者の
あいだで行なわれたとされている。
歴史文書の研究によって、秘密を保つために、
貸付け条件についての交渉が教会内で行なわれたことは明らかである。
キリストの時代、金貸し業者は神殿を利用した。
ウィリアム公の時代、彼らは教会の神聖さを汚した。
国際金貸し業者は自らが条件を設定できるなら、
英国大蔵省に125万ポンドまで融通してもよいとした。
この提案は承認された。
以下に彼らが設定した条件の一部を記しておく。
1、貸付けを行なった人物群の名は伏せられること。
そして彼らに英国銀行設立の特許状が与えられること。
2、英国銀行理事に金本位制を確立する法的確限が与えられること、
それによって。
3、金庫室に保管されている金1ポンド等価で
10ポンド相当まで貸付け可能とすること。
4、国家負債の清算およぴ国民からの直接税によって、
元金と利息としてしかるペき金額の支払いの確保が認められること。
こうして、国王オラニエ公ウィリアムは125万ポンドのために
英国民を経済的隷属状態に陥らせ、
ユダヤ人金貸し業者はその野望を果たした。
国家通貨の発行、管理の権限を奪取したのである。
この権限さえ手に入れてしまえば、
彼らは誰が法をつくろうと一切関知しなかった。
金本位制が採用されたとはどういうことか
簡単な取引を例にとって考えても容易に理解できる。
英国銀行の理事は抵当物として保管されている金100ポンド等価で
1000ポンド相当の貸付けを行なうことができたということだ。
利息はまるまる1000ポンドにかけられたから、
利息5パーセントで年間50ポンドが取りたてられ、
それによって最初の一年が終わった時点で、
彼らは貸付けを保証するために貸し出した金額の50パーセントを回収していた。
また、融資を望む相手が個人の場合、
銀行家は不動産、株券、債券など、
必要とされている貸付け等価以上の抵当物を求め、
この個人が元金、利息を支払えなかった際には、
抵当物受け戻し権喪失の手続きをとって
貸付げ等価の何倍もの資産を手に入れた。
国際銀行家には、英国に国家負債を完済させるつもりなど毛頭なかった。
彼らは、関係国家すべてをどんどん借金状態に追い込むような
国際状況を現出しようと計画していた。
英国に関するかぎり、国家負債は増加の一途をたどり、
1694年から98年にかけての5年間で
100万ポンドから1600万ポンドまで膨れあがった。
すべては戦争のためだった。
この時期の軍事指導者がジョン・チャーチルだったことを思うと興味深い。
その軍事的才能および英国への貢献から、
彼には初代マールバラ公の肩書きが与えられた。
世界革命運動の背後に潜む「秘密権力」は、
糸を操ってスペイン王位継承戦争をひき起こした。
1701年、マールバラ公はオランダ国軍の最高司令官に任じられた。
唯一、『ユダヤ百科辞典」だけが、
「数々の功績にゆえにマールバラ公爵には、
年間少なくとも6000ポンドの金が
オランダに住むユタヤ人銀行家から与えられていた」
という事実を記録している。
1698年から1829年のあいだに英国の国家負債が
8億8500万ポンドにまで膨れあがった事情は、
フランス革命に至る出来事によって説明される。
1945年には英国の国家負債は225億3503万2372ポンド
という天文学的数字となり、
1945・46年のあいだの金融経費だけで
4億4544万六2416ポンドに及んだ。
「この異常なポンドにあくまで執着するのは
ユダヤ人支配下にある組織くらいのものだろう」
あるアイルランド人経済学者はそう言った。
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