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中央アジアと中国を結ぶパイプライン網

  • 2008/03/09(日) 12:32:07

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http://www.iijnet.or.jp/IHCC/asia106-central02.htmlより転載

中央アジアと中国を結ぶ
石油・ガス「パイプライン網」計画

中国はカザフスタンにあるニつの油田の原油掘削権を取得しており、
すでに採掘を開始している。

現在、年間約100万トンほどが鉄道輸送を通じて、輸入されている。
カザフスタンから中国の新彊までの石油パイプラインの全長は
約3,000kmほどあり、コスト的に高い。

今後、石油の輸送量の増加にともない、パイプラインの建設も浮上することと見られる。

今のところ、当初予想されていた中国・新彊のタリム盆地からの
石油産出が期待されたほどではなかったため、
カザフスタンからのパイプラインの敷設は、
実行されない可能性が高いとの指摘がある。

しかしその一方、タリム盆地における天然ガスの産出は予想の域ということもあり、
「西気東輸」プロジェクトが現在、進行中である。

中国の胡錦濤国家主席は2007年8月
訪問中のカザフスタンで同国のナザルバエフ大統領と会談、
両国を結ぶ石油輸送網の延長と新たなガスパイプラインの建設で合意した。

胡主席は中ロと中央アジア4ヵ国の結束を掲げた
上海協力機構の首脳会議後にカザフを訪問。
独自のエネルギー外交を展開している。

合意したのはカザフ中部のクムコル油田と
ケンキャク油田をつなぐ石油パイプラインの建設。
カザフ経由でトルクメニスタンと中国を結ぶガスパイプラインの建設でも合意した。

上海協力機構
「はてなダイアリー」より転載

ユーラシア大陸の大部分を占める協力組織。
加盟国はロシア、中国、カザフスタン、キルギス、タジキスタン、ウズベキスタン。
他にモンゴル、インド、パキスタン、イランがオブザーバーとなっている。

ソ連崩壊後、国境を接する国が多くなった中国の国防上の要請から出発した。
中国にとっては国防的にも、
中央アジア諸国の豊富な燃料資源を入手する意味でも、重要な意味がある。

ロシアにとっても、ユーラシア大陸におけるアメリカ合衆国の影響を
排除する意味があり、上海協力機構自体、軍事同盟的な様相を帯びる。
ロシアは、2005年、中国、インドとそれぞれ軍事演習を実施している。
アメリカ合衆国の一極支配を暗に批判するメッセージを発信する。

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