イルミナテイ 1

  • 2008/02/24(日) 15:41:48

イルミナティ より転載

アダム・ヴァイスハウプトは、
次第に反イエズス会の思想に染まってゆき、
反カトリックの熱心なオカルティストとなった。
シンボルによる人間の意識への働きかけを考察し、
オカルティックな古代の魔術的宗教性に凝った。

それは、宗教から政治への関心を強める道のりでもあった。
アダム・ヴァイスハウプトは、
カントに反対し、ロックを信奉し、
理性の支配と世界主義の立場を主張した。

ヴァイスハウプトは、
超エリートによる世界統一政府を構想し、
暴力革命や陰謀、策略を巧妙に活用して
現存する国家のすべての廃絶を主張し始めた。

急進的な社会改革思想を持ち、
徹底した自由と平等を唱え、
反キリスト教、反王制を唱え、
ユダヤ王を世界の中心とする
原始共産主義的な共和制国家の樹立を主張した。

「イルミナティ」の創設
1773年、ドイツのフランクフルトで、
初代ロスチャイルドら13名の
国際ユダヤの巨頭が秘密重要会議を開き、
フリーメーソンに代わるユダヤ・シオニズムによる世界征服と、
その手段としての世界革命綱領と、
それを実行するための地下組織イルミナティの創設を決定した。

アダム・ヴァイスハウプトが
イルミナティ責任者として選抜された、という。

イルミナティの目的は、
知的能力を実証された人々が
世界を治める「世界単一政府」を生み出し、
連中によって世界を支配することにあった。

イルミナティは、この運動に参画する同志の会であり、
啓蒙、開化を意味するラテン語で、
「“啓発された人々”あるいは“光を持つ人”
の結集による完全可能性主義者の会」という意味を込めて
「バヴァリア啓明会」または「光明結社」等とも称した。

アダム・ヴァイスハウプトが
イルミナティを創立したときに制定したシンボルマークが
「ピラミッド・アイ」であった。
アメリカの国璽のデザインにこれが使用されている。

その時の、結成の演説の中で、
イルミナティの組織結成の目標を次のように説いている。

「われわれイルミナティは、
理性すなわち、
利益欲望の思想、金銭崇拝の精神を、
われわれ人間にとっての唯一の法典にするであろう。

これこそが、これまで人間が解明できなかった最大の秘密なのだ。
金銭崇拝(利益欲望の精神、すなわち理性)が、
人間にとって信じるべき信仰、宗教となる時に、
その時に、ついに、人類が2千年来抱えてきた
最大かつ唯一の大問題が、解明され、解決されるのである。

我々は、自分たちの団体の祭壇には、
理性(金銭と強欲の信念)を神としてかかげる」。

「1776.5.1日付アダム・ワイスプトの手紙」
には次のように記されている。

「我々の秘密を見よ。
キリスト教と全宗教を破壊する為に、
我々こそ唯一、真の宗教を保持していると宣伝してきた。

目的は手段を正当化する事を忘れてはならない。
悪人が悪を行う為に採用するあらゆる手段を、
賢人は善を行う為に採用すべきである。

それは秘密結社によってのみ実行可能である。
秘密結社は、徐々に、ひそかに、各国の政府を掌握する。

その為に、悪人が下劣な目的を達成する為に用いる手段を全て用いる。
本指令の目的は、キリスト教を完全に破壊し、
全ての市民政府を転覆する事である」。

イルミナティとは「光からきたもの」という意味であるが、
イルミナティの光は「ルシファー」を指しており、
「ルシファー」とは聖書によれば、
「サタン」であり「悪魔の王」である。

旧約聖書によればかつては
光の天使として絶大な力を持っていたが、
その力を過信して自らが神になろうとして
地獄に落ちたとされる堕天使として描かれている。
ルシファーというのが、彼らの神である。
ルシファーが堕天使(だてんし)である。
悪魔や魔王の、サタンやデビルというのも頻出する。

イルミナティの最高幹部のひとりだった人物
Albert Pike アルバート・パイクは、
後にイルミナティの秘密を暴いた本を書いた。
次のように記している。

「もし、私たちの神であるルシファーが、
本当の神でないのならば、
アドナイ(Adney ヤハウェ、キリスト教徒の神)
とそれを崇める聖職者たちが、
我らの神、ルシファーをこんなに誹謗中傷するだろうか」。

私たちの神であるルシファー Lucifer が本当の神である故に、
キリスト教徒たちや司祭たちは、
私たちの神ルシファーの悪口を言う、
という裏意味になる。
ここに、Masonic religion (マゾニック・レリジョン)、
フリーメイソンの教団の教義(組織原理)が表れている。

初期のイルミナティの位階は単純で、
新参入者、ミネルヴァル、ミネルヴァル天啓の3つしかなかった。 

新参入者からミネルヴァルに昇進するときは、
イニシエーションが存在し、
ここで彼は上層部の幹部から祝福を受け、「戦士名」を授かった。

それは古代古典に出てくる英雄の名が使われた。
例えば、創立者のヴァイスハウプトはスパルタクスを名乗り、
彼の弟子で幹部のマッセンハウゼンはアヤックス、
友人で幹部のツヴァイクはカトーであった。

参入者は団員の紹介が必要である。
そして、「保証人」がつく。
保証人は新参入者を観察し、彼が団の規則を守っているか、
道徳的に正しい人間であるかを調べ、
毎月それを書類にして団の上層部に提出する。

また新参入者も、同様に自分の保証人について観察を行い、
これを上層部に提出しなければならない。
要するに「相互監視制度」があった。
イエズス会の組織論を真似ていたことになる。

下級団員達には、上層幹部のことは絶対に秘密であり、
首領の「スパルタクス」の正体を知っているのは、
一部の側近達だけだった。

次のように解説されている。
「イルミナティが支配する秘密結社には、
秘儀参入の秘密の階級がある。
イルミナティの会員になりたいと思っても、
本人の希望だけでは、加入することは許されない。
少なくとも、すでに会員になっている
2人の人物からの推薦が必要がある。

そして、加入が認められる前には、経歴が調査される。
もし評議会のメンバーの中に、
1人でも反対する人がいたら、その人は入会を許されない。
このことからも、彼らが人を慎重に選び、
その人物が彼らにとって役に立つかどうかを
判断していることがわかるのである」。

彼らはしばしば集会を行い、
反イエズス会や啓蒙思想の本を回覧したり、情報交換を行った。
そして、独自の暦を作り、これを用いていた。
イルミナティは次第にフリーメーソンと混交した。

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