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日本でコメを利用したバイオ燃料開発へ

  • 2008/07/04(金) 11:48:03

記事入力 : 2008/06/27

国際的な原油高が続く中、代替エネルギーとして注目を集めているバイオエタノールの原料として、日本ではコメに注目が集まっている。

 ウォールストリート・ジャーナルは25日付で、新潟県で農業従事者360人が集まってグループを結成し、昨年から政府補助金を利用してコメからバイオエタノールを製造するプロジェクトを開始したと報じた。

 このグループは、来年中の商品化を目指してコメの生産と工場の建設を行っている。コメは品質ではなく大量生産に重点を置いているという。

 バイオエタノールはガソリンなどと混ぜて車の燃料として使用することができることから、原油高を克服する代替エネルギーとして世界的に生産量が増加しつつある。しかしこれまで原料として用いられているのはトウモロコシやサトウキビなどで、コメを原料とするのは、日本の組合の今回の取り組みが初めてだ。日本では食生活の多様化で、コメの消費が急激に落ち込んでいることから休耕地も多い。

 日本政府はこれらの休耕地で再びコメを生産し、今後数年以内に年間でおよそ100万キロリットルのエタノールが生産できると見込んでいる。しかし現状ではコメ栽培に掛かる費用が高く、政府補助金がなければ採算が取れないという。

 現在世界では米国やEU(欧州連合)、ブラジル、カナダなどを中心に、穀物から抽出するバイオエタノールの生産が引き続き増加している。しかしそのため原料となる穀物の需要が高まり、世界的な食料価格高騰の原因となっているとの批判も少なくない。

東京=辛貞録(シン・ジョンロク)特派員
朝鮮日報/朝鮮日報日本語版

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