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四川大地震の原因は三峡ダム? 2

  • 2008/06/11(水) 19:08:04

その2:地中への液体注入

米国陸軍は1961年、
ナパームの製造その他で生じる有毒廃棄物を処理する最善の方法は、
ロッキー山脈に深さ3700メートルほどの井戸を掘り、
廃液を地球の地殻内に注入するやり方だと考えた。

[ロッキーマウンテン兵器工場では、
ナパームやサリン、VXガスなど大量の軍用化学兵器を製造していたほか、
米国最大の化学兵器貯蔵施設でもあり、
全米の化学兵器を廃棄する設備として利用された。]

1962年から1966年にかけて、
陸軍は約6億2500万リットルの有毒廃棄物を、
地球に開けられたこの穴へ注ぎ込んだ。

しかし残念ながら、
この注入作業を原因とすると見られる地震が周辺地域に頻発し、
陸軍は廃棄を停止した。

[1962年の春頃から、1カ月に数十回から多いときで60回以上も
地震が頻発したデンバー地震のこと。

ロッキーマウンテン兵器工場での廃液注入が原因という説は、
はじめ否定されたが、注入を止めたら地震は起きなくなったという。]

地震学者のDave Wolny氏はこれについて
「深い井戸への注入は、その下の岩盤にかかる応力を変化させることになり、
どこかの時点でその応力を解放するために地震が発生する」と説明している。

コロンビア大学のKlose氏は、

二酸化炭素貯留――
石炭を燃料とする発電所で回収し圧縮した二酸化炭素を、
地下の貯留場所へ注入する方法――
も地震を引き起こす可能性があり、
さらに悪いことに、場所が人口の密集した地域に近いことを懸念している。

「残念ながら、石炭を燃料とする発電所は都市部の近くにある」とKlose氏は言う。

[地球環境産業技術研究機構の資料(PDF)によると、
新潟県長岡市では、二酸化炭素を地下に圧入する試験が行なわれていた。

平成16年10月に中越地震が起こったときまでに8950トンを圧入。

安全が確認されたとして12月に圧入を再開。

1月には貯留量1万トンが達成されたとして試験が終了した。]

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ドイツ、エルスドルフの炭鉱(広さ5キロメートル×7キロメートル)

その3:大量の石炭採掘

米国では電力の半分以上を石炭が生み出しており、
中国では石炭の占める割合がさらに大きい。

これは今現在、化石燃料を地球からせっせと掘り出している
炭鉱が多数存在することを意味している。

2006年だけで、合計61億9500万トンの石炭が採掘された。

また、炭鉱では石炭と一緒に水をくみ出すことが多く、
場合によると、石炭の何十倍もの水がくみ上げられる。

両方合わせると、その地域では大きな質量が変動することになる。

大規模な質量変動はその地域の地震応力を変化させ、
それによって地震が起こる可能性に影響を与える。

Klose氏の研究は、記録に残っている「人間が原因の地震」の50%以上が、
採掘によるものであることを示唆している。

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