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2008.05.15 (Thu)

ロシアがモンゴルのウラン権益獲得

露がモンゴルのウラン権益獲得より転載  2008/ 4/27

■資源戦略の見直し迫られる

 ロシアと、世界最大のウラン資源を持つとみられるモンゴルが11日、
同国のウラン生産や探鉱で包括的に協力することで合意した。

ロシアはウラン権益獲得の見返りに
原子力発電所建設や軍備の近代化で協力する。

モンゴルのウラン資源をめぐっては
日本や中国、インドなども権益獲得を目指していた。


中でもモンゴルを有力な供給国と見込み、
官民を挙げた資源外交を展開していた日本にとっては痛手となりそうだ。

国際原子力機関(IAEA)によると、
モンゴル国内のウラン確認埋蔵量は世界14位の約6万2000トンだが、
未確認埋蔵量は139万トンと世界最大だ。

原子力燃料を輸入に頼る日本は、
モンゴルをカザフスタンと並ぶ有力なウラン供給国として位置付けている。

 モンゴルでの資源開発は欧米や日本の大手商社が先行していたが、
モンゴル政府はここへ来て外資主導による資源開発戦略を転換し、
ロシアの資源戦略を手本に石炭やウラン資源の国家管理を強化

これに伴いロシア、中国などが参戦し、
とくにロシアは国を挙げた権益獲得に乗り出していた。

また、4月6日に行われたアメリカのブッシュ大統領と
ロシアのプーチン大統領との首脳会談で、
ロシアが世界的な原子力発電事業の中心地になり、
世界の発展途上国を相手に、
ウランの濃縮代行や使用済み核燃料の再処理の代行を大々的に行うことについて、
アメリカが全面的に支持・協力していくことが決まった。


これは、イランや北朝鮮の核開発疑惑の解決策として、
ロシアがこれらの国々の原子力事業を代行する計画が、
今後出てくることにつながりそうである。

 
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