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サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」 5

  • 2008/04/03(木) 17:04:47

下流食い”ビジネスは古今東西、絶滅することなし

ゆとり教育を受けて思考能力の劣った若者たちは、
自ら考えようとせず、その場の雰囲気やイメージだけで判断しようとする。

小泉劇場政治によって、いろいろな弱者を保護する規制がはずされて、
弱肉強食のシステムを作り出すきっかけになったのも、
彼らの影響が大きいだろう。

自ら、自分の首を絞めたといえるかもしれない。

いまさら後悔しても始まらないが、ひとついえることは、
国も企業も、弱いところから順番に搾取していくということだ。

抵抗力がない弱者が狙い打ちされて、
国による切り捨て政策と、企業による使い捨て労働が、ますます厳しくなるだろう。

最近では、“日本版”サブプライムローンも出始めている。

グレーゾーン金利の是正措置以降、
収入の悪化した悪徳金融業者が、新手の不動産担保ローンを考案した。

これまで無担保で高金利のローンが収益の中心だったが、
不動産を担保にして低金利ローンを組ませるものだ。
不動産価格が回復してきたので、確実に貸付金が回収できるという目論見だろう。

米国のように、不動産担保ローンを証券化して、
再度利益を生み出すシステムも構築している。

2001年に発覚したエンロンやワールドコムの不正会計問題は、
日本にも飛び火して、ライブドア事件や村上ファンド事件などを起こした。
その際の最大の被害者は、個人投資家だったわけだが、
今回も必ず同様の被害者が出ることが予想できる。

良くも悪くも、米国で起きたことは
必ず日本でも起きるという経験則があるからこそ、
弱い立場の人は特に注意しなければいけない。

 弱い者の生き血を吸って繁殖する
“下流食い”ビジネスは、古今東西、絶滅することはないのだから。

アメリカも日本も中産階級が没落しています。
金持ちとビンボウ人の2極化です。
下流食いビジネスはますます栄えることになります。

これも連中の目論見どおりです。
ブルビーム計画では市民からお金を取り上げます。
これで国民は政府に頼るしか術がありません。

何でも言いなりになる国民を作るために。


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サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」 4

  • 2008/04/03(木) 17:04:00

「ゆとり教育」がワーキングプアをますますひどくする

いまの若者たちは、法律破りの港湾労働や建設現場の
過酷な3K(「きつい」「汚い」「危険」)の仕事にも、
何の疑問も持たず、もくもくと働くという。

また、生活保護世帯より劣悪な生活状況でも、
公的制度を活用しないし、知ろうともしない。


なぜなら、彼らは、自分たちの立場に
疑問持つことができないように教育されてきたからだ。
90年代より導入された「ゆとり教育」によって、
自分で考えたり、調べたりすることができなくなった。

周りの人からいわれたことに対して、
何の疑問も持たず、また疑問が生じても考えたり、調べたりして、
自分なりの答えを見つける方法がわからないので、
相手の言いなりになってしまう。

つまり、経済格差は知力格差にまで及んでいたのだ。

詰め込み教育を廃した「ゆとり教育」は、
若者から学力も奪い、知力も奪い、生きる力も奪いつつある。

この政策を先頭に立って推進した寺脇研氏(元文部省審議官)は、
「ゆとり教育は失敗でない」
「ゆとり教育が問題で見直しをしていた時、当時、
文部省の上で決めたことをスポークスマンとして発言していただけで、私は悪くない」
と開き直っている。

だが、彼が広島県の教育長だった時代には、恐るべき現象が起こっている。

寺脇氏は1993年から1996年までちょうど4年間、
広島県教育委員会の教育長を務めているが、実は彼の地で、
全国に先駆けて「ゆとり教育」を実践しているのだ。
その際、全国でも中位(20位前後)だった
同県の高校生の学力(大学入試センター試験の成績)が、
40位近くに大きく落ち込んでしまった。

そのうえ、寺脇氏の教育長退任後の1998年には、
刑法犯少年の都道府県別少年人口比が、
大阪に次ぐワースト2位になり、
補導・摘発総数の人口比指数も同じく大阪についでワースト2位になってしまう。

これがゆとり教育の結果だとわかっていて、全国に導入した寺脇氏の責任は重い。

サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」 3

  • 2008/04/03(木) 16:59:06

 これは、1985年以来21年ぶりだが、
今後増税や社会保険の削減など、
さらなる“弱者狙い撃ち”政治による
“下流食い”政策が実施されるので、
近い将来、大貧困時代に突入することが予想される。

現在ワーキングプアたちが何とか生きのびられているのは
実家で生活して、家賃や食費の負担が少ないからだが、
今後両親が年老いて働けなくなったり、亡くなったりしたら、
彼らはホームレスになる確率が非常に高いといえる。

ワーキングプアとホームレスの境界線は、
携帯電話と住所、そして親を含めた頼れる人がいるかどうかなのだ。

携帯電話はどんな仕事でも請ける際の必需品。
これがなければ仕事さえ回ってこない。
携帯電話を持つには、きちんとした住所、つまり住みかを必要とする。

親元から通っていれば、取りあえず寝床には困らないし、
泊めてくれる友人がいれば、いざというとき心強い。
生活資金に困ったときでも、一時的に借りることもできる。
この“三種の神器”がなければ、
それこそ会社を辞めて、数週間でホームレスになることもある。

状況が厳しくなるのは、派遣社員や契約社員ばかりではない。

国内外で競争が激しくなれば、当然正規の社員にも大きなしわ寄せがやってくる。

ある大手美容室チェーンでは、
顧客獲得のために朝8時から夜11時まで、駅前でビラ配りをさせられて、
椎間板ヘルニアになってしまった正社員もいる。
その会社ではタイムカードも残業代もなく、
正規の給与から「教育費」や「共済費」など使途不明の項目が天引きされていたという。

もはやここまで来ると、格安の「労働奴隷」としかいいようのない状況である。

ひと昔前なら、労働組合が労働者の権利を守ってくれたが、
最近では組合がない会社も多く、企業側のやりたい放題になっている。

サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」 2

  • 2008/04/03(木) 16:54:43

実は、サブプライムローンは金融機関によって、
新たに債券(証券)化して転売されるのである。

サブプライムローンをひとつの高利な債券として、
世界のマーケットで売りに出されるわけだ。
当然、国債や社債などの優良な債券と異なり、
信用度は低いのでリスクは高くなり、当然金利(リターン)も高く設定される。

この債券に、少しでも効果的な運用先を模索していた、
世界中の大手金融機関が群がったわけだ。
おそらく債券を購入した金融機関は、
サブプライムローンの末端で、
どのようなことが行われていたかはわかっていなかっただろう。

そのうえ米国では、顧客と金融機関を仲介する業者(ブローカー)も介在して、
手数料稼ぎにデタラメな説明をして、売りさばいているケースもあった。

実質の金利を低く見積もったり、
顧客に都合の悪い条項を隠して契約させたり、
まるで詐欺まがいの業者も多く、被害は広がるばかりなのだ。

アリ地獄にはまって破綻

一方、顧客のほうも最初から返済できないことがわかっていて、
ローンを組むケースもある。
住宅購入後に値上がりすれば、担保価値が上がり、
その分再度借入をして現金が手に入る。
また、家を持っていれば、自動車ローンなど他の貸付制度も利用しやすくなるからだ。

そのまま自制心なく各ローンで借り続ければ、
ますます借金がふくらみ続けるという、
アリ地獄にはまって破綻してしまう。

米国の農務省のデータ(07年11月)によると、
人口約3億人のうち、3500万人(12%)が「飢餓人口」で、
次にいつ食べ物にありつけるかわからない状態だという。
ホームレス人口は350万人で、
実に国民の100人に1人以上が路上生活をおくっていることになる。

そのうえ、民営化されている医療保険の保険料が高いので、
加入できない人が4700万人(16%)にも上り、
盲腸の手術をすると、なんと130万円もかかるという。

前回は日本の下流食いビジネスを紹介したが、
米国でも下流は搾り取られる運命にあるようだ。

正社員も格安の「労働奴隷」の時代へ

こんないい加減な金融システムが世界経済を支えていたとは信じがたいが、
実際には日本にも大きな影響が出始めている。
マーケットは新年明け以来、2週間余りで2734円(−18%)も下落して、
景気の先行きに暗雲が立ちこめている。
これから徐々に、雇用や物価などにも悪影響を及ぼしそうだ。

早速、大手小売業のユニーは2009年4月入社の新入社員から
新卒採用数を約2割減らすと発表した。
スーパー業界は価格競争が激しいうえ、
景気の先行きに不透明さが増しているために、人件費を抑制するという方針だ。

サブプライム問題がますます深刻になる中で、
合わせて、日本国内では格差がますます広がっているのが現実だ。
最近の調査では、年収200万円以内で生活する人が、
ついに1000万人を突破したという。

サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」 1

  • 2008/04/03(木) 15:56:52

http://moneyzine.jp/article/detail/22149より転載
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"homeless"

【格差問題】サブプライムローンは米国流「下流食いビジネス」だった

世界経済を揺るがすサブプライム問題は、
実際には米国の悪徳金融業者がひき起こした「下流食いビジネス」だった。

黒人や移民、ヒスパニック系など低下層の住民たちを欺いて、
返済不可能な住宅ローンを組ませ、
それを証券化してボロ儲けしているのだ。

どこの国でも、下流はカモにされるしかないのか。

サブプライムローンの影響はなぜこんなにも大きいのか

「サブプライム損失、欧米10兆円超す」
「シティ2兆5000億円」

 こんな見出しが、新年1月16日の日経新聞のトップを飾った。
シティグループのほかにも、
メリルリンチ、UBS、モルガン・スタンレー、HSBC、ドイツ銀行など、
欧米の名だたる金融機関がサブプライムローンで大きな損失を被っている。

 そのために、せっかく軌道に乗りつつあった日本経済も大きな影響を受けて、
マーケットは大きく下落した。
米国の低所得者向け住宅ローンといわれるこの制度が、
なぜこれほど世界経済に影響を及ぼすのだろうか。

 サブプライムローンとは、サブ(補助的)プライム(優良顧客ための)ローン(貸付)で、
本来なら与信が低くてローンを組めない人たち向けの制度なのだ。

 通常なら「サブ」とは「補助的」とか「補完的」を意味するが、
サブプライムの場合は
「本流ではない」「本物ではない」という意味で使われている。

よく「サブカルチャー」などというと、
どこか「怪しげな」意味が込められるが、
サブプライムローンの場合もそれに近いのである。

 ここ数年、米国経済は住宅購入促進政策による需要で好景気を保ってきたが、
その背景には中南米からの移民や黒人、ヒスパニックなど、
米国社会の下層を形成するマイノリティがいた。

 彼らは、銀行口座を持たないなど、
通常の住宅ローンの申請手続きを満たすことができないために、
米国政府は、特別にマイノリティ向けの「ユルめ」のローンを作ったわけだ。

 本来なら、自分の家を持つという夢が叶ってハッピーになるところだが、
そう簡単にはいかなかった。
悪徳金融機関が、低所得者の収入では返済できないような支払条件で
ローンを組ませていったのだ。

日本でいう「ステップ返済」という制度で、
ローンを組んだ当初の数年は、据置期間として返済金額を低くして、
据置後に返済金額が大幅に上がるという制度である。

 例えば、年収400万円の人が2000万円の中古住宅を30年ローンで購入したとする。

当初の据置期間は、年間の返済金額が120万円程度(金利6%)ですむが、
据置期間終了後は、なんと金利だけで年間220万円の金額になってしまう。
実に年収の55%にもあたる金額では、
返済不能、破綻するしかなくなるわけだ。
中には月収15万円の人に、返済額22万円のローンを組ませていたという、
信じられないケースもあるという。

 日本でも、バブル崩壊時にこの制度で破綻したサラリーマンが多く出たが、
米国ではそれ以上の悪徳商法の手口だったのだ

“規制緩和”大国は、まさに“貧困”大国だった
 では、なぜこんな無茶苦茶な制度が採用されたのだろうか。(次ページへ続く)

悪徳政府の指導で、悪徳金融機関が、悪徳商法を行っただけです。

ヤラセです。
個人が破綻するのも、金融機関が損失を出すのも、承知の上でやったことです。
たしかシティグループのCEOも
大幅減益にもかかわらず莫大な退職金を手にしたはずです。
よくやったという褒美でしょう。

ジンバブエ:残るのは絶望だけ…豊かな農業国一変

  • 2008/04/03(木) 15:34:14

http://mainichi.jp/select/world/news/20080402k0000e030061000c.htmlより転載

20080402k0000e030062000p_size5.jpg
荒廃した畑の横に立つ、壊れかけた自宅横で、厳しい自給自足生活を告げるハマッドさん

「絶望しか残らない」。

大統領選(3月29日投開票)の結果発表が遅れ、
ロバート・ムガベ大統領(84)による「不正」が指摘されるアフリカ南部・ジンバブエで、
黒人農家は苦しい胸の内を明かした。

大統領が黒人有権者の歓心を買うため、白人農家から土地を強制収用。

黒人に再分配したが、技術が低下したうえ
干ばつや欧米の経済制裁も重なり、農地は荒廃寸前だ。
農家は「これが国の現実だ」と話す。 

 ハラレ北部郊外。
黒人に再分配された農地が広がる。
弱々しく伸びるトウモロコシの周りに雑草が伸び放題に茂る。
ポール・ハマッドさん(70)、ジャネット・ムチネリピさん(60)夫婦は
「食べ物、水。すべてが欠乏している」と話す。

 畑に入るとかんがい施設があった。
「もう何年も稼働していない。このメーターを見てくれ」。
生活用水も電気も不通の状態が何年も続く。
現金収入はわずかで、年率10万%のインフレですぐに紙くず同然になる。

 2年前、次女が病死後に夫が蒸発、8歳の孫2人が残された。
「教育どころじゃない。食べさせるだけで精いっぱいだ」と天を仰ぐ。

 80年の独立当時、ジンバブエは豊かな大河を生かす一大農業国だった。

輸出で外貨も稼いでいた。
白人の大農場地主だけでなく、
黒人の小規模農家も高い生産性を維持していた。
「何でもよく実った。誇りを持って仕事をし、生活も安定していた」と振り返る。

 「経済の黒人主権の確立」。
大統領が白人農家から土地を奪った理由だ。
強制収用は00年から本格化された。

 技術のある白人農家は去り、
用水など基盤整備も放置され、農業生産性は極度に悪化した。
白人と黒人の対立をあおる大統領の強硬姿勢に欧米は経済制裁を発動、
経済はまひ状態となった。

 「井戸も枯れた。お手上げだ」。
ハマッドさんは約500メートル離れた土地を深く掘り、
バケツで水を得て農地を必死に維持する。

 夫婦は選挙には口をつぐむ。
秘密警察が目を光らせているからだ。
「制裁で苦しむのは私たちだ。助けてほしい」。
握手を交わした夫妻の深いしわから汗と共に涙がこぼれた。

白人の農地を奪って黒人に分配する。
もともと白人が黒人から奪った土地だから。
しかし、白人が奪ったのは土地であって、農地ではない。
白人が土地を農地に変えたのです。

アマゾンでも農業知識に乏しい移住者は焼き畑農業しか出来ません。
それでどんどんアマゾンの熱帯雨林が消えていきます。

農業技術を指導する専門家が少ないせいだろうと思います。
食糧問題と温暖化問題を同時に軽減できるのですが
こういった地道な努力には、先進国は目もくれません。


追記
このような記事を見つけました。
http://www.asyura.com/2002/bd19/msg/584.htmlより
余談になりますが、
最近大統領選挙が行われたジンバブエ(セシル・ローズに由来する旧ローデシアの主要部)は、
黒人による白人農場の収奪という側面のみが喧伝されていますが、
そこには、黒人を使った鉱業資本の土地接収という側面があると考えています。

接収した農場がきちんと活かされていないために、
ジンバブエは未曾有の食糧危機に陥っています。

(メディアは無能な黒人が農場を維持できないと言っていますが、
それはウソで、農場として使わせていないのです。
農場の地下には鉱物資源が眠っているところも多くあるとのことです。
BBCは、政権を批判したためにジンバブエでは取材できない状態になっています)

ジンバブエのムベキ大統領の顧問は、モサドの幹部だったユダヤ人です。

(選挙期間中に起きた野党候補者のムベキ大統領の暗殺計画を打ち出したのも、
その顧問の立案だということです)

余談部分は、BBC制作(たぶん)のドキュメンタリー番組で
放送された(NHK衛星1)ものに基づくものです。

黒人過激派の支持を受けているとされるムベキ大統領が、
実のところ、誰の利益のために動いているかも
定かではないというのが実態のようです。

boerwar.gif

セシル・ローズの名前からローデシアとかつては呼ばれていました。

10万パーセントのインフレ率

  • 2008/04/03(木) 15:10:41

http://blog.livedoor.jp/onisoku/archives/64764208.htmlより転載

ac685005.jpg
レストランでの支払い風景

ジンバブエ“超インフレ”でレストランの食事代600万ドル!
1 :どろろ丸φ ★:2007/09/21(金) 19:37:04 ID:???0

レストランの客は食事代600万ドルを支払うため、
巨大な紙幣の固まりを取り出す…

ジンバブエは超インフレによって経済的カオス(混沌)にある。
ジンバブエは国際的に孤立を深め、通貨(ジンバブエ・ドル)は暴落し、
いまや食品や生活必需品の不足が深刻だ。

政府当局はインフレ率が約7,000パーセントで世界で最悪だとしているが、
IMF(国際通貨基金)によれば、
実際のところは2万5000パーセントものインフレで、
年末までに10万パーセントに達するだろうという。

アフガニスタンで最も勇気ある女性

  • 2008/04/03(木) 12:45:52

http://democracynow.jp/submov/20070619より転載

2007.06.19
「アフガニスタンで最も勇気ある女性」 マラライ・ジョヤ

ビデオ(11分)
リアルプレーヤーが必要です。
*リアルプレーヤーが見られない方は、こちらのフラッシュ動画をお試し下さい

2001年9月11日の同時多発テロ事件の報復として、
2001年10月から空爆されたアフガニスタン。

米国率いる連合軍は、タリバン政権を崩壊させて
ハーミド・カルザイを大統領に据え、
民主主義と女性の人権尊重を進めている、とされています。

しかし、アフガニスタンで最もはっきりと意見を表明する
女性議員マラライ・ジョヤは、大きな声で異論を唱えます。

このセグメントでは、政府を堂々と批判して、
国会議員の資格を任期満了時まで剥奪されてしまった彼女の主張を紹介しています。

カルザイ政権には、世に知れた北部同盟の犯罪者たちも名を連ねています。

国際法廷で裁かれるべきだと人権団体に名指しされているほどの殺害者たちが、
国会議員、大臣、大使の座を占めている状態を、ジョヤは批判したのです。

ジョヤはまず、2003年にできた憲法制定議会(ロヤ・ジルガ)で、
「国に惨状をもたらした軍閥をなぜ議会に入れるのか。
アフガン人はともかく、歴史は彼らを許さない」と発言して、
憲法制定議会を追放されました。

その後の議会選挙では、地元での得票率2位で当選。
にもかかわらず、
「議員の70%以上が、軍閥や麻薬王や犯罪者だ」との発言で、
再び議会を追放されてしまったのです。

「民主的に選ばれた議員もいるが、
原理主義者の多くは、不正行為や武力や権力や外国の支持によって選ばれた。
この国の現状で、民主的な選挙など無理」と嘆きます。

また、「民主主義を装っている人たちが女性の権利を唱えているだけ」と、
現政権下での性暴力のひどさも訴えています。

外国で、アフガニスタン議会の惨状を訴えて回っている彼女は、
命の危険にもかかわらず、アフガンに戻ることを恐れません。
議会で性暴力の脅迫を受けることさえあった彼女ですが、
「国の外だけでなく、中でも闘いたい。
権力もお金もなく苦しむ人々が、勇気と意志をくれます」
ときっぱり言い切って、勇気ある発言を続けています。

ゲスト:
*マラライ・ジョヤ (Malalai Joya)   
資格を剥奪されているアフガニスタンの国会議員。
イギリスBBC放送が「アフガニスタンで最も勇気ある女性」と呼んでいる。  

ブッシュのベトナム:アフガニスタン、そしてイラク

  • 2008/04/03(木) 12:31:39

http://www1.gifu-u.ac.jp/~terasima/others1pilger2bush3vietnam030622taka030909.htmlより転載

ブッシュのベトナム:アフガニスタン、そしてイラク
ジョン・ピルジャー、
『ニュー・ステイツマン』紙、2003年6月22日掲載、原文:Bush's Vietnam

2001年9月11日以来のアメリカの2つの「大勝利」は解体しつつあります。

アフガニスタンにおいてハミド・カルザイ政権は
実質的に何の権威もなく、お金もない状態で、
米国の銃なしでは崩壊するでしょう。

アルカイダは掃討されず、タリバンが再出現しています。

カルザイ内閣の記念碑的女性、
勇敢な医者シマ・サマールは政府から追い出され、
今、命の危険にさらされています。
彼女のオフィスのドアと門には武装ガードマンがいます。

殺人、強姦、子供の虐待が行われ、
米国の「友人」である私兵=軍閥によって罰を逃れています。
その軍閥将軍には、ワシントンが何百万ドルもの賄賂を贈り、
手に現金をつかませ、見せかけの安定を与えようとしました。

「われわれがこの基地を離れるや否や戦闘状態に入るのです」
「われわれは毎日、日に何度も銃撃されているからです」
と、ある米国大佐がカブール近くのバグラム空軍基地で語ってくれた。

あなた方は確か人々を解放し保護するためにやってきたのですね
と私が言ったとき、彼は腹を抱えて笑っていました。

米軍は滅多にアフガニスタンの町中では見かけられません。

彼らは米国役人を護衛し、黒塗り窓の武装したバンや、
車の前後に機関銃が取り付けられた軍用車両で、高速で走りぬけるだけです。
広いバグラム基地は国防省長官ドナルド・ラムズフェルドにとって、
最近ほんのちょっと訪問するのも、危険すぎると考えられました。

米国人があまりに神経質なので、2−3週間前、
カブール中心部で政府軍4人を彼らは「偶然」射殺しました。
それは一週間で二回も米軍駐留への大街頭抗議をひき起こしました。

私がカブールを発ったその日、自動車爆弾が空港への途中で爆発し、
国際治安支援部隊(ISAF)のドイツ兵4人を殺しました。
ドイツ軍のバスは空中に放り上げられ、人肉が路傍に横たわっていました。
英軍兵士が「立ち入り禁止にするために」その区域に到着したとき、
彼らは物言わぬ群衆に見つめられました。

彼ら群衆は、自分たちを隔てる分水嶺の向こうから
熱と埃を横目でにらんでいました。

それは、19世紀に英軍をアフガニスタンから、
フランスをアルジェリアから、
アメリカをベトナムから、
隔てていたのと同じほど広い分水嶺でした。

二つめの「大勝利」の場面、イラクでは二つの公然の秘密があります。

第一は、今も米占領軍を包囲している「テロリスト」が武力抵抗を示し、
それはほとんどが確かに大多数のイラク人に支持されていることです。

これは開戦前のプロパガンダとは違って、
強制された「解放」に反対しているのです。

第二の秘密は、英米の殺戮の真の規模について、
ブッシュとブレアがずっと否定し続けてきた大虐殺を示す、
証拠が挙がってきているということです。

ベトナムとの対比はここ数年何度も行われてきているので
もう一度引き出すのは気が引けますが、類似点は顕著なのです。

たとえば、「泥沼化」のような表現の再来です。
再び、この表現はアメリカ人は侵略者ではなく
犠牲者だと粉塗しようとするものです。

貪欲な冒険家がうまくいかない時に常に登場する、
お決まりのハリウッドバージョンでなのです。
サダム・フセインの彫像がほとんど三ヶ月前に倒されて以来、
戦争中よりももっと多くのアメリカ人が殺されています。

路上バリケードと検問所への古典的なゲリラ攻撃で10人が殺され、
25人が負傷し、その数は日に12人にも達しています。

アメリカ人はゲリラを「サダム信奉者」とか
「バース党闘士」と呼んでいますが、
それは、彼らがベトナム人を
「共産党員」と片づけてきたのと同じです。

最近イラクのスンニ派中核地域ファルージャでは、
バース党やサダム信奉者は明らかに存在せず、
群衆に至近距離で発砲する占領軍の残虐行為が目立っています。
それが逆に抵抗を煽っています。

羊飼いの家族を撃ち殺している米軍戦車は、
4年前に「飛行禁止区域」で米英「連合軍」の飛行機が
羊飼いを撃ち殺した場面を思い起こさせます。

その結果を私は映像で撮りましたが、
私にとってそれは同時に米軍飛行機が
ベトナムでよくやっていた殺人ゲームを思い起こさせました。

農場で農夫を、水牛に乗った子供を撃ち殺すというゲームです。

6月12日、米軍の大部隊がバグダッド北の「テロリスト基地」を攻撃し、
米国のスポークスマンによれば100人以上を殺しました。

「テロリスト」という言葉が重要です。
なぜならそれはアルカイダのような組織が
解放者=米軍を攻撃しているというイメージがつくられるからで、
イラクと9・11との関連が偽造されるからです。

それは開戦前のプロパガンダでは決して作られ得なかったものなのです。
400人以上の捕虜がこの作戦で捕らえられました。

大多数はバグダッド空港ので「収容施設」に収容されている
数千人のイラク人に加わったと報道されています。
それはバグラムに続く一連の強制収容所です。
そこから人々はグアンタナモ収容所へと送られるのです。

アフガニスタンで米国人はタクシー運転手をつかまえ、
バグラム経由で忘却の地へと彼らを送るのです。
チリの独裁者ピノチェット将軍の少年たちのように、
彼らは自分たちが敵だと思ったものを「消し」ているのです。

「探して破壊せよ」というベトナム戦争の焦土作戦が戻ってきたのです

アフガニスタンの乾燥した南東平原で、ニアジカラ村はもはやありません。
米空軍が2001年12月30日の夜明け前に襲来し消し去ったからです。
そして住民を虐殺しました。
その中でもとりわけ結婚式を

村民が言うには、女子供は砲撃から身を守ろうとして
乾いた池の方へ走っていきました。
そして走りながら撃たれたのです。
2時間後、飛行機と攻撃隊は去りました。
国連の調査によれば、52人が殺され、うち25人が子供でした。

「われわれはそれが軍事目標だと認識していた」とペンタゴンは言っています。
35年前のベトナム=ミライ村で虐殺が行われたときの、
ペンタゴンの最初の答えが耳に反響しています。

一般市民をターゲットにした攻撃について報道することは長い間、
西洋ではジャーナリズムのタブーになってきました。

怪物だと認定されたものだけがそんなことをやったのであり、
「われわれ」はけっしてやらないのです。

1991年の湾岸戦争の民間人死者数はひどく過小評価されました。

ほとんど1年後、ロンドンの医学教育トラストによる包括的研究は、
戦争中およびその直後に、民間のインフラに対する
攻撃の直接的間接的結果として、
20万人のイラク人が死んだと、見積もりました。

その報告は完全に無視されました。
今月、「Iraq Body Countイラク死者数」という米英の学者研究者の集団が、
1万人もの一般市民がイラクで殺されたかもしれないと見積もりました。

そのうち、バグダッド攻撃だけで2,356人の一般市民が殺されたとしています。
そしてこれは非常に少なく見積もった数字の可能性があります。
アフガニスタンでも同じような大虐殺がありました。

昨年5月にジョナサン・スティーレが
米国爆撃による人的被害について手に入るすべての調査証拠を推定し、
少なくとも2万人のアフガニスタン人が、
爆撃の間接的結果、命を失ったと結論づけました。

その多く、干ばつの犠牲者は、救援物資を断たれたからです

この「隠蔽された」結果はほとんど目新しいものではありません。

ニューヨークのコロンビア大学での最近の研究で、
ベトナムでのエージェントオレンジ(枯葉剤)や他の除草剤の散布は、
以前に見積もられていたのもの4倍の規模だったということがわかりました。

エージェントオレンジはダイオキシンを含み、
知りうるもっとも致命的な毒のひとつです。
最初、「Operation Hades地獄作戦」と呼んでいて、
その後もっと好意的な「Operation Ranch Hand農場労働者作戦」
という名前に変えた作戦ですが、
米国人はベトナムで、エージェントオレンジを1万回以上も散布し、
この「作戦任務」で南ベトナムの森林のほとんど半分と、
無数の人間の生命を破壊したのです。

それは、これまでで最も陰険な、
おそらく最も破壊的な大量化学兵器の使用でした。
今日、ベトナムの子供たちは相変わらず様々な奇形児として生まれ、
あるいは死産し、あるいは胎児のままで中絶されます。

劣化ウラン弾の使用はエージェントオレンジと同じ大災害を喚起します

1991年の第1次湾岸戦争で、
米英は350トンの劣化ウランを使用しました。
英国原子力局は、国際的研究を引用して、
劣化ウラン50トンは、もし吸い込んだり摂取したりすれば、
50万人の死者をひき起こすと言っています。

犠牲者のほとんどはイラク南部の一般市民です。
2000トンが最近の攻撃で使用されたと見積もられています。

『クリスチャンサイエンスモニター』紙の注目すべき1連の報告で、
調査記者スコット・ピーターソンは、
バグダッド路上の放射能を放出する弾丸と放射能で汚染された戦車と、
そこで子供たちが何の警戒もなく遊んでいることを報告しました。

少し遅れて、アラビア語で2−3の看板が現れました。
「危険ーこの地域立ち入り禁止。」

同時に、アフガニスタンでは、
カナダに本拠地を置く「ウラン医療研究センター」が
2つの調査研究を発表しました。
その結果は「ショッキング」だと評されています。

その報告によれば、「例外なく」
「調査されたすべての被爆区域で、人々は病気です。
一般国民人口の大部分がウランによる
体内汚染と一致する徴候を示しています。」

イラクの非政府機関に配布された公式マップは、
米英軍が都市部にクラスター爆弾を打ち込んだことを示しています。

その多くが落下した衝撃では爆発しなかったのです。
これらは通常子供たちが拾い上げて爆発するまでは、
人目につかずに横たわっています。


カブール中心部で、私は2つのすり切れた掲示板を発見しました。
それは家の瓦礫や道に「米国製」不発のクラスター爆弾が
含まれていることを警告するものでした。
いったい誰が読むでしょうか。
小さな子供が読むでしょうか?

私は子供たちが都市の地雷敷設区域かもしれないところを
スキップしているのを見ました。

その日、ホテルのロビーでCNNに出ているトニー・ブレアを見ました。
彼はイラクのバスラにいて、
ひとりの子供を腕に抱きかかえていました。

その学校は、彼の訪問のためにペンキを塗られ、
昼食が彼のために用意されていました。

しかしその都市では教育や食物、水といった
基礎的なサービスが英国占領下で修羅場状態のままだったのです。

3年前のバスラで、私が撮影した数百人の子供は病気で死にかけていました。
なぜならトニー・ブレアが熱狂的に実施した
禁輸措置のため癌治療設備と医薬品が拒否されていたからでした。

今ここで彼は、シャツの胸元をあけて、
人民の人間ではなく軍隊の人間として、
例の引きつった笑いを浮かべ、
よちよち歩きの幼児をカメラ目線で腕に抱いていました

  ベトナム       →  アフガニスタン、イラク
エージェントオレンジ     劣化ウラン弾
   地雷            クラスター爆弾

兵器が進化しただけで、また同じことをアメリカ軍は繰り返しています。
南ベトナムに傀儡政権を作ったように、アフガニスタン、イラクでも傀儡政権を作っています。
アメリカ軍が撤退するとすぐ崩壊します。

劣化ウラン、50トンで50万人。
2000トンでは2000万人です。
イラクの人口は2500万人で、そのうち500万人が外国へ避難しています。