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2008.03.01 (Sat)
非承認GMトウモロコシを気づかずに4年間も販売
http://www2.odn.ne.jp/~cdu37690/misyouningmcoonkonnyu.htm
より転載
シンジェンタ社、承認品種と同時開発の
非承認GMトウモロコシを気づかずに4年間も販売
”ネイチャー”のニュースが22日、承認を得ていないシンジェンタ社の
遺伝子組み換え(GM)トウモロコシが、同社の知らないままに
過去4年にわたり流通していたと暴露した。
これに気づいた同社は、昨年末に米国の規制当局に間違いを報告した。
この作物は安全と信じられているが、
批判者は、4年にもわたって気づかれないままに販売されていた事実は、
バイテク企業がどれほど注意深く自らの活動を監督しているかについて
深刻な疑問を生むと言っている。
モンサント従業員2400人解雇
調べていたらこんな記事を見つけました。
ラウンドアップは1970年から製造。
2000年で特許が期限切れとなりました。
ものまね中国が見過ごすはずがありません。
今では安い中国製品が世界中で使われています。
http://www2.odn.ne.jp/cdu37690/monsantokaiko.htmより転載
特許の期限切れによる競争激化で
ラウンドアップ除草剤の売上げが落ちてきており、
その収益傾向が農薬からGM種子と農薬セットへ移行している。
クリーブ・スーにある工場の7-9%の従業員が解雇され、
チェスターフィールドの従業員と合わせて約2400人の従業員が解雇される。
モンサントは8月31日に終了した年度の売上げが49億ドルで
そのうち19億ドルがGM種子の売上によるものだ。
ラウンドアップの売上げは18億ドルだった。
それ以外では12億ドルが農業生産性向上商品で、
その主なものは乳牛の成長ホルモン剤Posilacである。
より転載
シンジェンタ社、承認品種と同時開発の
非承認GMトウモロコシを気づかずに4年間も販売
”ネイチャー”のニュースが22日、承認を得ていないシンジェンタ社の
遺伝子組み換え(GM)トウモロコシが、同社の知らないままに
過去4年にわたり流通していたと暴露した。
これに気づいた同社は、昨年末に米国の規制当局に間違いを報告した。
この作物は安全と信じられているが、
批判者は、4年にもわたって気づかれないままに販売されていた事実は、
バイテク企業がどれほど注意深く自らの活動を監督しているかについて
深刻な疑問を生むと言っている。
モンサント従業員2400人解雇
調べていたらこんな記事を見つけました。
ラウンドアップは1970年から製造。
2000年で特許が期限切れとなりました。
ものまね中国が見過ごすはずがありません。
今では安い中国製品が世界中で使われています。
http://www2.odn.ne.jp/cdu37690/monsantokaiko.htmより転載
特許の期限切れによる競争激化で
ラウンドアップ除草剤の売上げが落ちてきており、
その収益傾向が農薬からGM種子と農薬セットへ移行している。
クリーブ・スーにある工場の7-9%の従業員が解雇され、
チェスターフィールドの従業員と合わせて約2400人の従業員が解雇される。
モンサントは8月31日に終了した年度の売上げが49億ドルで
そのうち19億ドルがGM種子の売上によるものだ。
ラウンドアップの売上げは18億ドルだった。
それ以外では12億ドルが農業生産性向上商品で、
その主なものは乳牛の成長ホルモン剤Posilacである。
2008.03.01 (Sat)
2つのBtを持つ遺伝子組み換えワタ
遺伝子組み換えBt綿は、害虫を殺すようになっています。
10年たったいまも依然として有効です。
いつか害虫もこのBt毒素に対して耐性を持つことになるでしょう。
そのときにそなえて2つのBt毒素を持つ遺伝子組み換え綿を開発中です。
http://www.mypress.jp/v2_writers/miyu_desu/story/?story_id=1258920
より転載
この記事に出てくる害虫抵抗性作物は、
monsanto(モンサント社)が創り出した遺伝子組み換え綿花です。
モンサントという社名よりも、ラウンドアップという除草剤の製造会社、
という言い方の方がより判りやすいでしょうか?
除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えをした作物の販売も既に行われています。
昨年、北海道で遺伝子組み換え大豆の栽培を行おうとした農家が、
周辺の農家とトラブルを起こし、結局栽培を断念した事が報じられていました。
その後、北海道では「無許可栽培」に対して懲役刑も課すことが出来る、
遺伝子組み換え条例が成立しました。
遺伝子組み換え綿は、
Bacillus thuringiensis(バチルス・チューリンゲンシス)
という細菌が持っている殺虫タンパク質である「Bt毒素(タンパク質)」を
創り出すように遺伝子が組み換えられていて、
綿の主要な害虫である「Cotton Bollworm(コットンボールワーム・オオタバコガ)」などを
殺すようになっています。
害虫に対して毒性を持つように遺伝子を組み換えられた綿は、
10年程が経過した後にも、
依然として有効性を持ったまま農場に存在している、
と科学者達は発表しています。
害虫がそれらを許容するために進化するだろう、という予測ははずれています。
遺伝子を組み換えた綿の米国南部での広範囲な植え付けは、
その作物の主要な害虫である「pink bollworm(ワタキバガ)」
の幼虫の抵抗の発生を増加させてはいません。
Btを生み出すように遺伝子を組み換えた綿は、
中国、南アフリカ、オーストラリアで大規模に栽培されています。
Bt綿に対して抵抗力を持つ害虫達の進化を、
将来の第二世代に当たる遺伝子組み換え作物によって
遅らせる事が可能かもしれない、という望みが有ります。
それらの植物は、別の細菌の遺伝子を持っているため、
2個の Bt毒素を作り出すのです。
オーストラリアでは、政府はこの変種だけを許可しています。
そして米国内でもそれはよりポピュラーなものになりつつ有るのです。
害虫が両方の毒素に耐性を持つように進化することが出来る、
というのはそれほど有りそうな事では有りません。
ですから、これらの作物はより安全だという事になります。
「2つの毒素を生み出す綿は、少なくとも2倍長い間、持つはずです。
もしかしたら、はるかに長い期間になるかもしれません」
「綿」は食べない(綿実油として使わない限り)ですから、
遺伝子組み換え作物といっても、消費者の抵抗はより低いのでしょうね。
10年たったいまも依然として有効です。
いつか害虫もこのBt毒素に対して耐性を持つことになるでしょう。
そのときにそなえて2つのBt毒素を持つ遺伝子組み換え綿を開発中です。
http://www.mypress.jp/v2_writers/miyu_desu/story/?story_id=1258920
より転載
この記事に出てくる害虫抵抗性作物は、
monsanto(モンサント社)が創り出した遺伝子組み換え綿花です。
モンサントという社名よりも、ラウンドアップという除草剤の製造会社、
という言い方の方がより判りやすいでしょうか?
除草剤をかけても枯れないように遺伝子組み換えをした作物の販売も既に行われています。
昨年、北海道で遺伝子組み換え大豆の栽培を行おうとした農家が、
周辺の農家とトラブルを起こし、結局栽培を断念した事が報じられていました。
その後、北海道では「無許可栽培」に対して懲役刑も課すことが出来る、
遺伝子組み換え条例が成立しました。
遺伝子組み換え綿は、
Bacillus thuringiensis(バチルス・チューリンゲンシス)
という細菌が持っている殺虫タンパク質である「Bt毒素(タンパク質)」を
創り出すように遺伝子が組み換えられていて、
綿の主要な害虫である「Cotton Bollworm(コットンボールワーム・オオタバコガ)」などを
殺すようになっています。
害虫に対して毒性を持つように遺伝子を組み換えられた綿は、
10年程が経過した後にも、
依然として有効性を持ったまま農場に存在している、
と科学者達は発表しています。
害虫がそれらを許容するために進化するだろう、という予測ははずれています。
遺伝子を組み換えた綿の米国南部での広範囲な植え付けは、
その作物の主要な害虫である「pink bollworm(ワタキバガ)」
の幼虫の抵抗の発生を増加させてはいません。
Btを生み出すように遺伝子を組み換えた綿は、
中国、南アフリカ、オーストラリアで大規模に栽培されています。
Bt綿に対して抵抗力を持つ害虫達の進化を、
将来の第二世代に当たる遺伝子組み換え作物によって
遅らせる事が可能かもしれない、という望みが有ります。
それらの植物は、別の細菌の遺伝子を持っているため、
2個の Bt毒素を作り出すのです。
オーストラリアでは、政府はこの変種だけを許可しています。
そして米国内でもそれはよりポピュラーなものになりつつ有るのです。
害虫が両方の毒素に耐性を持つように進化することが出来る、
というのはそれほど有りそうな事では有りません。
ですから、これらの作物はより安全だという事になります。
「2つの毒素を生み出す綿は、少なくとも2倍長い間、持つはずです。
もしかしたら、はるかに長い期間になるかもしれません」
「綿」は食べない(綿実油として使わない限り)ですから、
遺伝子組み換え作物といっても、消費者の抵抗はより低いのでしょうね。
2008.03.01 (Sat)
ゴールデンライス(ビタミンA強化米、黄色米)
http://teikeimai.net/gm-rice/file/2005/06/post_84.htmlより転載
「緑の革命」は超多収量米をもたらしたが、
それは、機械化、化学肥料多用、農薬多用を前提としたものであった。
その結果、資本力のない小さな農場、家族的農場は
厳しい経済状態に追い込まれ、結果として貧富の差を増大させた。
「緑の革命」により飢餓・栄養不足は減っていない。
ビタミンAは化学合成できる、あるいは、別の手段を講じられるのに、
遺伝子組み換えのゴールデンライスでなければならない理由はなんであろうか。
そこに、遺伝子組み換え作物を、
市場、消費者に受け入れさせるという隠れた目的を感じざるを得ない。
オリノバ社は、機能性食品として日本、北米をマーケットにした
ゴールデンライスの商品化をめざすという報道もある。
ゴールデンライスが誰のためのものなのか、真剣に考える必要があろう。
時事情報
国際稲作研究所(IRRI)は、
ベータカロチンの含有量を20倍にした新ゴールデンライスを開発し、
4、5年以内にアジア各国で商業生産できるようする計画を明らかにしました。
(日本農業新聞05年6月5日)
ラッパ水仙の遺伝子とバクテリアの遺伝子を組み込み、
ベータカロチンをコメの中に作り出すことに成功、
国際稲研究所を通じ、無償提供するとしている。(99.8.4産経)
鉄分強化は、インゲン豆からのタンパク質フェリチンの遺伝子を
組み込んだもの。従来の2倍の鉄分という。(99.8.4毎日・ 99.8.6朝日)
スイス植物科学研究所のインゴ・ポトリクス研究員らの報告が
サイエンス誌に掲載。(00.1.21日本工業、日本農業、 化学工業日報)
ベータカロチンを保有する黄色米の開発に成功したと発表。
3〜5年後の実用化を予想。
ベータカロチンが内胚乳に含まれるため、
コメの色は黄色いが味に違いはないという。
(99.8.7日本農業・毎日・99.8.9化学工業日報)
アストラゼネカは、
スイス連邦技術研究所が開発したゴールデンライスの生産技術を
中国、インド、フィリピンなどの途上国に無償供与する。
(00.5.16日経新聞)
アストラゼネカは、オリノバを通じてゴールデンライスの
商品化に乗り出す。
ベータカロチンの酸化防止作用に着目、
心臓病、ガン、老化予防の機能性食品として販売する。
日本、北米をマーケットに品種改良などに取り組む。
(00.5.17日経産業)
モンサントは、ゴールデンライス関連特許を無償供与すると発表。(00.8.5日経)
国際稲研究所、ロックフェラー財団、シンジェンタ(旧ゼネカ)が
ゴールデンライスの利用法研究に着手。
すでにシンジェンタ、 バイエル、オリノバ、モンサントら5社は
遺伝子組み換え技術ライセンスをIRRIに無償提供している。
IRRIは地方品種で組み換えを行う。
研究成果達成は4年ほどの予定。
(01.1.26日本農業、01.1.31日本食糧)
ゴールデンライス種子がフィリピンIRRIに到着。
インドの研究所にも到着する予定。品種改良をはじめる。(01.3.26日経)
シンジェンダ ジャパン ホームページにあるリリース情報
国際稲研究所、「ゴールデンライス」のテストを開始 (01.01.22付のものの翻訳)
「緑の革命」は超多収量米をもたらしたが、
それは、機械化、化学肥料多用、農薬多用を前提としたものであった。
その結果、資本力のない小さな農場、家族的農場は
厳しい経済状態に追い込まれ、結果として貧富の差を増大させた。
「緑の革命」により飢餓・栄養不足は減っていない。
ビタミンAは化学合成できる、あるいは、別の手段を講じられるのに、
遺伝子組み換えのゴールデンライスでなければならない理由はなんであろうか。
そこに、遺伝子組み換え作物を、
市場、消費者に受け入れさせるという隠れた目的を感じざるを得ない。
オリノバ社は、機能性食品として日本、北米をマーケットにした
ゴールデンライスの商品化をめざすという報道もある。
ゴールデンライスが誰のためのものなのか、真剣に考える必要があろう。
時事情報
国際稲作研究所(IRRI)は、
ベータカロチンの含有量を20倍にした新ゴールデンライスを開発し、
4、5年以内にアジア各国で商業生産できるようする計画を明らかにしました。
(日本農業新聞05年6月5日)
ラッパ水仙の遺伝子とバクテリアの遺伝子を組み込み、
ベータカロチンをコメの中に作り出すことに成功、
国際稲研究所を通じ、無償提供するとしている。(99.8.4産経)
鉄分強化は、インゲン豆からのタンパク質フェリチンの遺伝子を
組み込んだもの。従来の2倍の鉄分という。(99.8.4毎日・ 99.8.6朝日)
スイス植物科学研究所のインゴ・ポトリクス研究員らの報告が
サイエンス誌に掲載。(00.1.21日本工業、日本農業、 化学工業日報)
ベータカロチンを保有する黄色米の開発に成功したと発表。
3〜5年後の実用化を予想。
ベータカロチンが内胚乳に含まれるため、
コメの色は黄色いが味に違いはないという。
(99.8.7日本農業・毎日・99.8.9化学工業日報)
アストラゼネカは、
スイス連邦技術研究所が開発したゴールデンライスの生産技術を
中国、インド、フィリピンなどの途上国に無償供与する。
(00.5.16日経新聞)
アストラゼネカは、オリノバを通じてゴールデンライスの
商品化に乗り出す。
ベータカロチンの酸化防止作用に着目、
心臓病、ガン、老化予防の機能性食品として販売する。
日本、北米をマーケットに品種改良などに取り組む。
(00.5.17日経産業)
モンサントは、ゴールデンライス関連特許を無償供与すると発表。(00.8.5日経)
国際稲研究所、ロックフェラー財団、シンジェンタ(旧ゼネカ)が
ゴールデンライスの利用法研究に着手。
すでにシンジェンタ、 バイエル、オリノバ、モンサントら5社は
遺伝子組み換え技術ライセンスをIRRIに無償提供している。
IRRIは地方品種で組み換えを行う。
研究成果達成は4年ほどの予定。
(01.1.26日本農業、01.1.31日本食糧)
ゴールデンライス種子がフィリピンIRRIに到着。
インドの研究所にも到着する予定。品種改良をはじめる。(01.3.26日経)
シンジェンダ ジャパン ホームページにあるリリース情報
国際稲研究所、「ゴールデンライス」のテストを開始 (01.01.22付のものの翻訳)
2008.03.01 (Sat)
新ゴールデンライス
http://www.biotech-house.jp/news/news_200.htmlより転載
大手種子企業シンジェンタ社の研究チームが、
2000年に開発された遺伝子組み換えイネの「ゴールデンライス」に比べて
約20倍のβカロチン(ビタミンAの前駆物質)を含む
「新ゴールデンライス」の開発に成功したことを発表した。
同社は、ゴールデンライスの普及を促進するために設けられた
官民一体の組織「人道委員会」に
新ゴールデンライスの種子と系統を贈与している。
国際連合食糧農業機関(FAO)によると、世界中のおよそ1億人以上の子供が
ビタミンA欠乏症といわれている。
とくに、東南アジアなどの開発途上国では、
年間約500万人の子供がビタミンA欠乏に起因した眼球乾燥症で、
50万人の子供が治療不可能で失明に至っていると報告されている。
この現状を解決するために開発されたのがゴールデンライスである。
ゴールデンライスは、体内でビタミンAになるβカロチンの合成に関わる遺伝子を
導入した遺伝子組み換えイネであり、
コメが黄金色をしていることからこの名づけられたといわれる。
フィリピンにある国際稲研究所では、ゴールデンライスの開発以来、
実用化に向けて環境への影響や安全性などの研究を実施している。
このゴールデンライスは、1グラム当たり
1.6マイクログラムのβカロチンを含んでいたが、
今回開発された新ゴールデンライスはその20倍以上
(最大37マイクログラム)のβカロチンを含むといわれている。
このため、研究関係者は一日当たりのビタミンA摂取量は
十分提供できる可能性があると予測しており、
今後、実用化に向けて更なる研究が進められる予定である。
(2005年3月28日)
大手種子企業シンジェンタ社の研究チームが、
2000年に開発された遺伝子組み換えイネの「ゴールデンライス」に比べて
約20倍のβカロチン(ビタミンAの前駆物質)を含む
「新ゴールデンライス」の開発に成功したことを発表した。
同社は、ゴールデンライスの普及を促進するために設けられた
官民一体の組織「人道委員会」に
新ゴールデンライスの種子と系統を贈与している。
国際連合食糧農業機関(FAO)によると、世界中のおよそ1億人以上の子供が
ビタミンA欠乏症といわれている。
とくに、東南アジアなどの開発途上国では、
年間約500万人の子供がビタミンA欠乏に起因した眼球乾燥症で、
50万人の子供が治療不可能で失明に至っていると報告されている。
この現状を解決するために開発されたのがゴールデンライスである。
ゴールデンライスは、体内でビタミンAになるβカロチンの合成に関わる遺伝子を
導入した遺伝子組み換えイネであり、
コメが黄金色をしていることからこの名づけられたといわれる。
フィリピンにある国際稲研究所では、ゴールデンライスの開発以来、
実用化に向けて環境への影響や安全性などの研究を実施している。
このゴールデンライスは、1グラム当たり
1.6マイクログラムのβカロチンを含んでいたが、
今回開発された新ゴールデンライスはその20倍以上
(最大37マイクログラム)のβカロチンを含むといわれている。
このため、研究関係者は一日当たりのビタミンA摂取量は
十分提供できる可能性があると予測しており、
今後、実用化に向けて更なる研究が進められる予定である。
(2005年3月28日)
2008.03.01 (Sat)
ゴールデンライス ( Golden Rice )

http://www.biotech-house.jp/glossary/glos_21.htmlより転載
ゴールデンライス ( Golden Rice )
スイス連邦工科大学(ETH)のIngo Potrykus教授と
ドイツのフライブルグ大学のPeter Beyer教授が開発した遺伝子組み換えイネ。
スイセンの遺伝子を組み込んでベータカロチン(体内でビタミンAに変換する物質)を
産出するように作られた遺伝子組み換えイネで、
コメが黄金色をしていることから「ゴールデンライス」と名づけられた。
ビタミンA不足による疾病が解消されると期待されており、
現在、フィリピンにある国際イネ研究所において、
アジアで栽培されているイネの品種に、その性質を付与する開発が行われている。
最近では、ベータカロチンをさらに多く含む
新しいゴールデンライスが開発されている。
2008.03.01 (Sat)
Bt たんぱく質(害虫を殺すたんぱく質)
遺伝子組み換え作物賛成のサイトから
社団法人 農林水産先端技術産業振興センター(略称 STAFF)

Bt細菌 ( バチルスチューリンゲンシス)
バチルスチューリンゲンシスともいい、略称してBtともよばれる。
土壌中に生活している昆虫病原菌の一種で、自然界に広く分布している。
Btには様々な系統があり、その系統毎に
異なった種類の害虫(昆虫)に対し殺虫効果のあるタンパク質が含まれ、
葉とともに虫が食べることにより殺虫効果を発揮するため、
微生物農薬として用いられる。
このBt遺伝子を農作物に組み込むことで農作物を害虫から守り、
農薬・殺虫剤の使用量が削減され、収穫量を増やすことができる。
また、穀物を汚染することで問題になっている
毒性のカビ菌を大幅に減少させるという利点がある。
Btの遺伝子はδ(デルタ)エンドトキシンという特定の殺虫タンパク質を生み出す性質がある。
この殺虫タンパク質は特異(選択)性が高く、
哺乳類や鳥類などの脊椎動物には無害である。
これを利用した作物としてトウモロコシ、
ナタネ、ジャガイモ、ワタなどが実用化されている。
社団法人 農林水産先端技術産業振興センター(略称 STAFF)

Bt細菌 ( バチルスチューリンゲンシス)
バチルスチューリンゲンシスともいい、略称してBtともよばれる。
土壌中に生活している昆虫病原菌の一種で、自然界に広く分布している。
Btには様々な系統があり、その系統毎に
異なった種類の害虫(昆虫)に対し殺虫効果のあるタンパク質が含まれ、
葉とともに虫が食べることにより殺虫効果を発揮するため、
微生物農薬として用いられる。
このBt遺伝子を農作物に組み込むことで農作物を害虫から守り、
農薬・殺虫剤の使用量が削減され、収穫量を増やすことができる。
また、穀物を汚染することで問題になっている
毒性のカビ菌を大幅に減少させるという利点がある。
Btの遺伝子はδ(デルタ)エンドトキシンという特定の殺虫タンパク質を生み出す性質がある。
この殺虫タンパク質は特異(選択)性が高く、
哺乳類や鳥類などの脊椎動物には無害である。
これを利用した作物としてトウモロコシ、
ナタネ、ジャガイモ、ワタなどが実用化されている。
2008.03.01 (Sat)
害虫を餓死させるBtコーン

害虫を餓死させるBtコーン
殺虫とは餓死させるということです。
直接害虫を殺すのではない。
遺伝子組み換え作物賛成のサイトから
http://www.biotech-house.jp/glossary/glos_103.htmlより転載
Btトウモロコシ ( Bt corn )
昆虫病原菌の一種、バチルスチューリンゲンシス(Bt)の
遺伝子を導入して害虫抵抗性を持たせた遺伝子組み換えトウモロコシのこと。
茎の内部に入り込んでトウモロコシを食害する「アワノメイガ」という害虫がいる。
この害虫の駆除はとても困難で、
農家などの生産者に大きな被害をもたらしている。
その対策として、遺伝子組み換え技術により、
Btタンパク質を作る性質を持ったBtトウモロコシが開発された。
Btトウモロコシをアワノメイガなどの特定の昆虫が食べると
Btタンパク質により餓死する。
これは虫の消化液がアルカリ性のためにBtタンパク質が完全に消化されず、
残ったものがこれらの昆虫の腸管にある受容体に結合して、
栄養素を吸収出来なくする為である。
これらの昆虫と違って消化液が酸性である人間やほ乳類は、
Btタンパク質を他のタンパク質と同じようにアミノ酸にまで分解し、
また、受容体を持っていないので、食べてもまったく害がない。
消化器官の違いを上手に利用した遺伝子組み換え技術により、
使用する農薬・殺虫剤の量は削減され、収穫量を増やすことができる。
2008.03.01 (Sat)
モンサントの技術が13年ぶりに無効
革新性がない、つまり新規でない技術が誤って特許を得ます。
そのおかげでモンサントの市場の占有率が高くなりました。
どこかの国のようにすぐに特許を与えたせいです。
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1603912
より転載
モンサント社が所有してきた「大豆の遺伝子組み替え」特許が、
欧州特許庁によって13年ぶりに無効だと判定されました。
「particle gun(小片銃)」とあだ名を付けられたその技術自体は、
実は特許に値するような革新性を持ったものでは無く、
誤った特許の認定によって他の企業の技術の利用が疎外されている、
という理由で特許の取り消しが申請されていました。
その特許は既に13年存続しています。
今回の特許取り消しがなくても
あと2年でその権利は消滅する予定になっていました。
その長い時間の間に、特許によって技術を独占した
Monsanto社の遺伝子組み替え大豆の世界市場の占有率は、
90パーセントになっているそうです。
興味深いのは批判者達の一団が、遺伝子組み替え技術そのものに反対している
複数の環境保護団体と、遺伝子組み替え技術を推進している多数の企業の
混合体になっている、という部分です。
革新的な技術を開発した人・企業が利益を享受できるようにすべきだ、
という事は当然の主張ですが、
「何に対して特許の価値が認められるべきなのか?
(何に特許を認めてはいけないのか)」、
という問題はとても難しいものなのだな、と改めて思います。
モンサント社の遺伝子組み換え作物一覧
http://www.monsanto.co.jp/biotech/crops/index.shtml
遺伝子組み換え条例が成立
(3/24)北海道、遺伝子組み換え条例が成立
北海道議会は24日、許可なく遺伝子組み換え作物を
商業栽培した生産者に懲役刑を含めた罰則を科す
都道府県で初の条例「遺伝子組み換え作物栽培の交雑防止条例」を可決、成立した。
施行は2006年1月1日。
組み換え作物の商業栽培を原則禁止する条例で、
交雑や混入によって北海道産品のブランド力が低下するのを防ぐ。
組み換え作物の商業栽培は、
他の植物との交雑や混入がないと判断した場合に限って許可する。
無許可栽培や許可なく面積など栽培内容を変更した場合は
1年以下の懲役か50万円以下の罰金とする。
[2005年3月25日/日本経済新聞 朝刊]
そのおかげでモンサントの市場の占有率が高くなりました。
どこかの国のようにすぐに特許を与えたせいです。
http://www.mypress.jp/v2_writers/beep/story/?story_id=1603912
より転載
モンサント社が所有してきた「大豆の遺伝子組み替え」特許が、
欧州特許庁によって13年ぶりに無効だと判定されました。
「particle gun(小片銃)」とあだ名を付けられたその技術自体は、
実は特許に値するような革新性を持ったものでは無く、
誤った特許の認定によって他の企業の技術の利用が疎外されている、
という理由で特許の取り消しが申請されていました。
その特許は既に13年存続しています。
今回の特許取り消しがなくても
あと2年でその権利は消滅する予定になっていました。
その長い時間の間に、特許によって技術を独占した
Monsanto社の遺伝子組み替え大豆の世界市場の占有率は、
90パーセントになっているそうです。
興味深いのは批判者達の一団が、遺伝子組み替え技術そのものに反対している
複数の環境保護団体と、遺伝子組み替え技術を推進している多数の企業の
混合体になっている、という部分です。
革新的な技術を開発した人・企業が利益を享受できるようにすべきだ、
という事は当然の主張ですが、
「何に対して特許の価値が認められるべきなのか?
(何に特許を認めてはいけないのか)」、
という問題はとても難しいものなのだな、と改めて思います。
モンサント社の遺伝子組み換え作物一覧
http://www.monsanto.co.jp/biotech/crops/index.shtml
遺伝子組み換え条例が成立
(3/24)北海道、遺伝子組み換え条例が成立
北海道議会は24日、許可なく遺伝子組み換え作物を
商業栽培した生産者に懲役刑を含めた罰則を科す
都道府県で初の条例「遺伝子組み換え作物栽培の交雑防止条例」を可決、成立した。
施行は2006年1月1日。
組み換え作物の商業栽培を原則禁止する条例で、
交雑や混入によって北海道産品のブランド力が低下するのを防ぐ。
組み換え作物の商業栽培は、
他の植物との交雑や混入がないと判断した場合に限って許可する。
無許可栽培や許可なく面積など栽培内容を変更した場合は
1年以下の懲役か50万円以下の罰金とする。
[2005年3月25日/日本経済新聞 朝刊]
2008.03.01 (Sat)
イネの収量を決定する重要遺伝子を同定

コシヒカリ

ハバタキ
コシヒカリとハバタキ
コシヒカリ(japonica)はハバタキ(indica)に比べ草丈が高く、穂当たりの子実粒数が少ない。
またコシヒカリのように背が高いと風や雨で倒伏し収穫量が減少する。
そこで、両者品種間での草丈と子実粒数の違いを決定している遺伝子の探索を行い、
草丈を制御している植物ホルモンのジベレリン合成酵素遺伝子と
粒数を規定している植物ホルモンのサイトカイニンの分解酵素を同定した。
イネの種子数を増加させる遺伝子を単離し、その機能を明らかにしました。
この遺伝子(CKX)は、植物の細胞増殖や枝分かれを調節する植物ホルモンである、
サイトカイニンを分解する酵素の情報を司っています。
今回の研究で、CKX遺伝子はサイトカイニンを分解することにより
その量を調節し、イネの花の数、ひいては種子の数を調節していることを明らかにしました。
つまり、CKX遺伝子の機能を変化させることで、
種子の数が増減し、収量の増減につながることを明らかにしました。
この研究は3大穀物の収量を調節している遺伝子を単離し、
その働きを明らかにした世界初となる研究成果です。
今回得られた成果は、そのままイネの品種改良に利用することが可能であり、
我々はすでに、コシヒカリにCKX遺伝子を導入することで
収量の増加したコシヒカリを作ることに成功しました。
この収量増加コシヒカリは種子が付きすぎて、
少しの雨風によっても倒れてしまうので、
イネの背丈を少しだけ低くする遺伝子を同時に導入しました。
こうして、収量が多くて風雨によっても倒れにくい
理想的なコシヒカリを作ることにも成功しています。
このような育種を私たちはピラミッディング育種と呼んでおり、
このような方法で、これからも
画期的な新品種を作ることが出来ると考えています。
重要農業形質遺伝子のピラミディング育種
従来品種のコシヒカリに
草丈を低くするsd1と
子実粒数を増やすGn1を共導入すると、
双方の形質が付与された。

コシヒカリ

コシヒカリ+sd1

コシヒカリ+Gn1

コシヒカリ+sd1+Gn1
2008.03.01 (Sat)
環境ストレスに強い植物の開発
http://www.deainoba.jp/data/view_detail.php?subject_id=00615
より転載
環境ストレスに強い植物の開発
- イネ環境応答遺伝子RSOsPR10の過剰発現植物は、
高塩、乾燥に対して高い耐性を示す
植物生理学、生化学、分子生物学の分野で研究を進めてきている。
特に、植物が生きていく上で重要な働きをする植物ホルモンの合成、
作用機構について集中した取り組みを行っている。
5年ほど前に日本において国レベルで取り組まれた
イネタンパク質・遺伝子の網羅的解析プロジェクトの中で、
イネの環境ストレスへの耐性にかかわる新奇遺伝子の単離に成功した。
この遺伝子を利用することにより、
高塩、乾燥耐性など、悪環境に強い植物を
作ることができる可能性が明らかになってきており、
国際的にも注目されている。
より転載
環境ストレスに強い植物の開発
- イネ環境応答遺伝子RSOsPR10の過剰発現植物は、
高塩、乾燥に対して高い耐性を示す
植物生理学、生化学、分子生物学の分野で研究を進めてきている。
特に、植物が生きていく上で重要な働きをする植物ホルモンの合成、
作用機構について集中した取り組みを行っている。
5年ほど前に日本において国レベルで取り組まれた
イネタンパク質・遺伝子の網羅的解析プロジェクトの中で、
イネの環境ストレスへの耐性にかかわる新奇遺伝子の単離に成功した。
この遺伝子を利用することにより、
高塩、乾燥耐性など、悪環境に強い植物を
作ることができる可能性が明らかになってきており、
国際的にも注目されている。
2008.03.01 (Sat)
アマゾンの大豆戦争

http://blog.goo.ne.jp/coccolith/e/64d325a091192e3737eda3f655349a2d
より転載
昨年5月、NHKスペシャル
「アマゾンの攻防〜熱帯雨林が大豆畑に変わる」が放送されました。
アマゾンの熱帯雨林を伐採して栽培される大豆を求めて、
アメリカの大手穀物会社(メジャー)、
日本の総合貿易商社、
中国の国営企業が熾烈な争いを展開している内容でした。
背景には、以前は僅かながら大豆輸出国だった中国が、
食生活の変化によって、一大輸入国に変貌したことにあります。
中国の輸入量増加と呼応して、ブラジルの輸出量も急増し、
世界一の輸出国アメリカに追いすがらんばかりです。
このような動きは当然、熱帯雨林に暮らす先住民達と
大豆農家の対立を招くばかりでなく、
先住民達の生活を圧迫し、地球環境にも影響を及ぼしています。
BSE騒ぎでEUが家畜飼料を肉骨粉から
大豆搾りかすへの転換させたことと中国の輸入急増が、
大豆の国際的需要が増大させました。
専門家によるとアマゾンの土壌は大豆栽培に不向きとのことですが、
現在のブラジルの政治的趨勢は長期的環境保全より、
短期的経済利益を重視しているようです。
ブラジルでは遺伝子組み換え大豆を使っていないようです。
短期的な利益を求めているなら、
アマゾンの熱帯雨林とセラドと呼ばれるサバンナが
全滅するのも時間の問題でしょう。
もともと熱帯雨林の土壌は豊かではありません。
土地はやせています。
そこに単一作物を作り続けると土壌が破壊されます。
すると新しい土地を求めて、熱帯雨林とセラドを破壊します。
これが繰り返されることによって
熱帯雨林もセラドもなくなってしまいます。
アマゾン川も環境の変化によって水量が減ってきています。
2008.03.01 (Sat)
遺伝子組み換え食品
http://tanakanews.com/991101GMO.htmより転載
▼遺伝子組み換え品に反対する政治戦略
ところが今や、事情は大きく変わった。
今年6月、ブラジルの連邦裁判所で、一つの判決が出たからである。
それは、ブラジル政府が遺伝子組み換えに対する安全基準を定めるまで、
ラウンドアップ・レディの販売を禁止する、という決定だった。
担当判事は、判決文の中で「(政府が)遺伝子組み換え種子を、
急いで導入しようとしていることは、無責任なやり方であり、
多国籍企業の強欲に影響された決定である」と非難した。
ブラジルの連邦裁判所は、昨年も2回にわたり、
モンサントが遺伝子組み換え大豆種子に対して
ブラジル政府が下した販売許可を、
裁判所の権限で取り消させている。
裁判所だけでなく、
大豆の産地であるマトグロソや、リオグランデドスルの州知事も、
州内での遺伝子組み換え種子の利用を禁止する方針を打ち出している。
ブラジルは、世界第2位の大豆生産国である。
モンサントにとっても、アメリカ本国以外の最大の市場であった。
そのブラジルが、遺伝子組み換え大豆の栽培を止めたことは、
隣国ボリビアにとってだけでなく、世界的な影響がある。
大豆は国際相場作物であり、アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、
中国、カナダなど栽培国の間で、国際競争が展開されている。
その面からみると、ブラジルの決定は、
大市場である日本やヨーロッパで、
遺伝子組み換え大豆が売れなくなっていることをふまえ、
逆に遺伝子操作なしの「天然モノ」の方が
売れることを見越した転換であるともいえる。
日本国内でも、今では
「遺伝子組み換え品は使ってません」と銘打つことが、
小売店や食品メーカーにとって、
売り上げを伸ばす効果的な戦略となっているが、それと同じ発想である。
現在、世界で遺伝子組み換え農業を積極的に推進し続けているのは、
元祖アメリカのほか、カナダとアルゼンチンぐらいのものだ。
▼医薬品の遺伝子組み換えは問題にならないのに・・・
こんな風な記事展開にすると、
アメリカの世界支配を非難するだけで終わってしまいそうだが、
そもそも遺伝子組み換え食品が危険かという問いには、
まだ専門家の間で結論が出ていない。
遺伝子組み換え種子が危険かもしれないという点は、
大きく分けて2つある。
一つは、その作物を人間が食べた場合、
その人の健康に悪影響があるのではないか、という不安。
もう一つは、その作物を植えた畑の周辺の自然環境に、
良くない影響を与えるのではないか、という懸念である。
2種類の懸念のうち、食べた人への悪影響の方が、
環境への影響より、可能性が小さいように、私には思われる。
遺伝子組み換えは、ある生き物が持っている、
ある機能をつかさどる遺伝子を、
別の生き物の遺伝子の中に組み入れてやることで、
機能を移転させようとするものだ。
たとえば、害虫が嫌う物質を分泌する
という機能のもとになっている遺伝子を、
バクテリアからトウモロコシに移すことで、
トウモロコシに同じ機能を持たせている。
元々のバクテリアが分泌する物質が、人体に悪くなければ、
移転先のトウモロコシから分泌される物質も、
同じように人体に悪くない、と考えられている。
遺伝子組み換え技術は、すでに医薬品の製造過程では、
何年も前から、大々的に使われている。
医薬品も食品と同様、体内に取り込むものだが、
遺伝子組み換え医薬品に反対する運動というのは、
あまり起きていない。
その理由はおそらく、医薬品の場合、遺伝子組み換えによって、
薬品の価格がかなり安くなったり、
開発に何年もかかる薬品の開発期間が大幅に短縮できて、
薬の完成を待ち望んでいた患者を助けられるといった、
最終消費者(患者)にとって、
明らかにプラスとなる働きがあったからだろう。
これに対して農産物の場合は、消費者にとっては、
今のところあまりプラス面が感じられない。
むしろ今の遺伝子組み換え作物の利点は、
農薬散布の手間が省けるとか、収穫量が増えるという、
農業生産者に対するものが主体だ。
遺伝子組み換えによって、アトピーにならない作物とか、
明らかにおいしい作物が、どんどん出てくれば、
議論の方向も変わるかもしれない。
収穫量の増加という、遺伝子組み換えによって得られる機能は、
世界的な食糧不足の解消策として有効かもしれない。
だが、遺伝子組み換え種子は、
従来型の種子より、何倍も値段が高いので、
お金のない貧しい国の農民が使える状況にない。
これらの課題を乗り越えれば、
遺伝子組み換え技術への評価は大きく変わるかもしれない。
だが、すでに遺伝子組み換えに対する、世界の人々の印象は、
悪くなりすぎてしまったようにも思う。
遺伝子組み換え食品への反対運動を広げる努力だけでなく、
人類のために役立つ遺伝子組み換え技術のあり方が、
もっと考察されるべきであると思う。
▼遺伝子組み換え品に反対する政治戦略
ところが今や、事情は大きく変わった。
今年6月、ブラジルの連邦裁判所で、一つの判決が出たからである。
それは、ブラジル政府が遺伝子組み換えに対する安全基準を定めるまで、
ラウンドアップ・レディの販売を禁止する、という決定だった。
担当判事は、判決文の中で「(政府が)遺伝子組み換え種子を、
急いで導入しようとしていることは、無責任なやり方であり、
多国籍企業の強欲に影響された決定である」と非難した。
ブラジルの連邦裁判所は、昨年も2回にわたり、
モンサントが遺伝子組み換え大豆種子に対して
ブラジル政府が下した販売許可を、
裁判所の権限で取り消させている。
裁判所だけでなく、
大豆の産地であるマトグロソや、リオグランデドスルの州知事も、
州内での遺伝子組み換え種子の利用を禁止する方針を打ち出している。
ブラジルは、世界第2位の大豆生産国である。
モンサントにとっても、アメリカ本国以外の最大の市場であった。
そのブラジルが、遺伝子組み換え大豆の栽培を止めたことは、
隣国ボリビアにとってだけでなく、世界的な影響がある。
大豆は国際相場作物であり、アメリカ、ブラジル、アルゼンチン、
中国、カナダなど栽培国の間で、国際競争が展開されている。
その面からみると、ブラジルの決定は、
大市場である日本やヨーロッパで、
遺伝子組み換え大豆が売れなくなっていることをふまえ、
逆に遺伝子操作なしの「天然モノ」の方が
売れることを見越した転換であるともいえる。
日本国内でも、今では
「遺伝子組み換え品は使ってません」と銘打つことが、
小売店や食品メーカーにとって、
売り上げを伸ばす効果的な戦略となっているが、それと同じ発想である。
現在、世界で遺伝子組み換え農業を積極的に推進し続けているのは、
元祖アメリカのほか、カナダとアルゼンチンぐらいのものだ。
▼医薬品の遺伝子組み換えは問題にならないのに・・・
こんな風な記事展開にすると、
アメリカの世界支配を非難するだけで終わってしまいそうだが、
そもそも遺伝子組み換え食品が危険かという問いには、
まだ専門家の間で結論が出ていない。
遺伝子組み換え種子が危険かもしれないという点は、
大きく分けて2つある。
一つは、その作物を人間が食べた場合、
その人の健康に悪影響があるのではないか、という不安。
もう一つは、その作物を植えた畑の周辺の自然環境に、
良くない影響を与えるのではないか、という懸念である。
2種類の懸念のうち、食べた人への悪影響の方が、
環境への影響より、可能性が小さいように、私には思われる。
遺伝子組み換えは、ある生き物が持っている、
ある機能をつかさどる遺伝子を、
別の生き物の遺伝子の中に組み入れてやることで、
機能を移転させようとするものだ。
たとえば、害虫が嫌う物質を分泌する
という機能のもとになっている遺伝子を、
バクテリアからトウモロコシに移すことで、
トウモロコシに同じ機能を持たせている。
元々のバクテリアが分泌する物質が、人体に悪くなければ、
移転先のトウモロコシから分泌される物質も、
同じように人体に悪くない、と考えられている。
遺伝子組み換え技術は、すでに医薬品の製造過程では、
何年も前から、大々的に使われている。
医薬品も食品と同様、体内に取り込むものだが、
遺伝子組み換え医薬品に反対する運動というのは、
あまり起きていない。
その理由はおそらく、医薬品の場合、遺伝子組み換えによって、
薬品の価格がかなり安くなったり、
開発に何年もかかる薬品の開発期間が大幅に短縮できて、
薬の完成を待ち望んでいた患者を助けられるといった、
最終消費者(患者)にとって、
明らかにプラスとなる働きがあったからだろう。
これに対して農産物の場合は、消費者にとっては、
今のところあまりプラス面が感じられない。
むしろ今の遺伝子組み換え作物の利点は、
農薬散布の手間が省けるとか、収穫量が増えるという、
農業生産者に対するものが主体だ。
遺伝子組み換えによって、アトピーにならない作物とか、
明らかにおいしい作物が、どんどん出てくれば、
議論の方向も変わるかもしれない。
収穫量の増加という、遺伝子組み換えによって得られる機能は、
世界的な食糧不足の解消策として有効かもしれない。
だが、遺伝子組み換え種子は、
従来型の種子より、何倍も値段が高いので、
お金のない貧しい国の農民が使える状況にない。
これらの課題を乗り越えれば、
遺伝子組み換え技術への評価は大きく変わるかもしれない。
だが、すでに遺伝子組み換えに対する、世界の人々の印象は、
悪くなりすぎてしまったようにも思う。
遺伝子組み換え食品への反対運動を広げる努力だけでなく、
人類のために役立つ遺伝子組み換え技術のあり方が、
もっと考察されるべきであると思う。
2008.03.01 (Sat)
遺伝子組み換え薬品
http://www.geocities.co.jp/WallStreet/1137/studyroom/biotech.html
より転載
遺伝子が特許として認められるには、
「新しい発明」であること
特許の対象物質であること
使い道があること
の3用件が必要です。
「生物学的な発見は発明である限り特許の対象となる」
(1979年のアメリカ最高裁の判決)
遺伝子が精製(purification)されたものであれば、「発明」
精製というのは、ゲノムの中の自然環境から遺伝子を
単離することをいうそうです。
精製を「発明」とする理由は、
自然状態では遺伝子は単離された状態で存在していないので、
したがって単離された遺伝子は人工的なものであるという解釈です。
(アメリカ特許商標局の見解)
遺伝子特許には、政界および科学界から認めないよう、圧力がかかっています。
イギリス首相のブレアが何度もクリントンに
ヒト遺伝子を特許の対象にしないように言っています。
科学者は遺伝子特許を認めると
研究が進まなくなるのではないかと心配しています。
特許期間のこと
アメリカでは、
1995年6月7日以前に認められた特許 17年
1995年6月7日以降に認められた特許 20年
だそうです。(6/7はどっち?)
臨床試験のこと
バイオテクノロジーを利用するにしろしないにしろ、
薬が世に出るまでには臨床試験を経なくてはいけません。
臨床試験の費用は3億5000万ドルから5億ドルくらいかかるそうです。
(特許の申請)
↓(市場に出る確率0.02%)
前臨床試験 実験室での細胞培地、単離された組織、
実験動物を使った実験(約5年)
↓
Investigational New Drug の申請・承認(85% 臨床試験へ)
↓
Phase 1 健康な人(<100人)に対する安全性試験(約3-5年)
↓
Phase 2 対象となる病気をもつ人(100-300人)に対する安全性試験(約2年)
↓
Phase 3 薬の有効性を確かめる試験(1000人以上)(約3-4年)
↓
New Drug Application(新薬申請)(約1.5-2年)
↓
Phase 4 安全性評価の継続
より転載
遺伝子が特許として認められるには、
「新しい発明」であること
特許の対象物質であること
使い道があること
の3用件が必要です。
「生物学的な発見は発明である限り特許の対象となる」
(1979年のアメリカ最高裁の判決)
遺伝子が精製(purification)されたものであれば、「発明」
精製というのは、ゲノムの中の自然環境から遺伝子を
単離することをいうそうです。
精製を「発明」とする理由は、
自然状態では遺伝子は単離された状態で存在していないので、
したがって単離された遺伝子は人工的なものであるという解釈です。
(アメリカ特許商標局の見解)
遺伝子特許には、政界および科学界から認めないよう、圧力がかかっています。
イギリス首相のブレアが何度もクリントンに
ヒト遺伝子を特許の対象にしないように言っています。
科学者は遺伝子特許を認めると
研究が進まなくなるのではないかと心配しています。
特許期間のこと
アメリカでは、
1995年6月7日以前に認められた特許 17年
1995年6月7日以降に認められた特許 20年
だそうです。(6/7はどっち?)
臨床試験のこと
バイオテクノロジーを利用するにしろしないにしろ、
薬が世に出るまでには臨床試験を経なくてはいけません。
臨床試験の費用は3億5000万ドルから5億ドルくらいかかるそうです。
(特許の申請)
↓(市場に出る確率0.02%)
前臨床試験 実験室での細胞培地、単離された組織、
実験動物を使った実験(約5年)
↓
Investigational New Drug の申請・承認(85% 臨床試験へ)
↓
Phase 1 健康な人(<100人)に対する安全性試験(約3-5年)
↓
Phase 2 対象となる病気をもつ人(100-300人)に対する安全性試験(約2年)
↓
Phase 3 薬の有効性を確かめる試験(1000人以上)(約3-4年)
↓
New Drug Application(新薬申請)(約1.5-2年)
↓
Phase 4 安全性評価の継続
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